内容説明
好きなのは絵を描くことだけ。夢長がちな少年が過ごした故郷の日々と、絵描きをめざした青年期の思い出。好奇心いっぱいの少年の心を、書き下ろしの絵と文で綴りました。
目次
「オレは村中でイチバン」のこと―まえがき
峠の茶屋
金鉱
地下室
学校と先生
弟のこと
汽車の別れ
犬神
迷信
三月二十日生まれ〔ほか〕
著者等紹介
安野光雅[アンノミツマサ]
1926年、島根県津和野町生まれ。山口師範学校研究科修了。1974年度芸術選奨文部大臣奨励賞、その後ケイト・グリナウェイ特別賞(イギリス)、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。1988年に紫綬褒章、2008年に菊池寛賞、2012年に文化功労者。故郷津和野には「安野光雅美術館」がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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