内容説明
太平洋戦争の悲劇「特攻」の全貌を69のトピックスと写真で解説。
目次
巻頭特集 「特攻基地」を歩く
第1章 特攻はどう着想されたか
第2章 特攻第1号「神風特別攻撃隊」の出撃
第3章 硫黄島防衛戦と特攻
第4章 特攻作戦の拡大「沖縄特攻」
第5章 桜花、回天…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃとら
51
【図書館本】知覧に行ってみたくて手に取った本。零戦、回転は知っていたが、人間爆撃機「桜花」など信じられない兵器が続々と書かれていた。最後はスピードも出ない練習機「赤とんぼ」までも使い出撃する。ドイツの降伏🇩🇪の時に迷わず戦い続けた日本、集団ヒステリー状態⁇優秀な若者達をあれだけ死なせて、最後の総理大臣は80歳まで生きていた事を知り複雑な心境。最近のロシアは、第二次大戦の時の日本と同じ事をしているのも不思議です。戦争はいらない💢2022/09/25
星辺気楽
0
いつもは美談として語られる特攻兵の裏話などもあり考えさせられる本。特攻に反対して通常の爆撃を行った兵もいることを知り少し安心した。2013/11/12
大熊真春(OKUMA Masaharu)
0
イデオロギーにとらわれず感情を抑えて淡々と真実のみを伝えようという姿勢をまあまあ感じる. 私は「特攻作戦の責任は誰にあったのか」を知りたいのだが、それにはまだまだ。 特攻隊員は「天皇陛下万歳!」とは言わず「お母さーん」と叫びながら散っていったという通説があるが、おかしいと思いません? いったい誰が聞いたの? 特攻機のボイスレコーダーでも回収されたの? 何人もが乗り組む爆撃機でも生き残りなんていてもわずかのはず。他人の最期の様子を知る者なんているの? これは作り話だよね。この本でやっと気付いた。 2013/10/08
doremi
0
極力感情的なのは抑えて、淡々と書いてある印象です。ただ、考証が酷いです。M4シャーマンの90mm搭載型、P51が艦載機、桜花がジェット、同じ画像を重複掲載。 2013年 C0021 \1600. 20132013/09/05