シリーズいま日本の「農」を問う<br> 日本農業への問いかけ―「農業空間」の可能性

個数:

シリーズいま日本の「農」を問う
日本農業への問いかけ―「農業空間」の可能性

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月29日 11時01分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 309,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623072187
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C0361

内容説明

日本の農業がもつ可能性とはいかなるものか。本書は、自らも新たな試みに挑戦している執筆陣が、数々の実践をふまえ、さらに数値データも駆使しつつ日本農業の実相をあぶりだし、未来を展望する。

目次

第1章 農業空間の未来学(農業空間の「履歴」;農業空間の文化 ほか)
第2章 日本農業の実相と幻想(「日本農業は弱い」か;日本が世界五位の農業大国である理由 ほか)
第3章 半農半Xという生き方(半農半Xで「けもの道」時代をゆく;半農半Xに至る道 ほか)
第4章 農産物直売所からみた農業と地域社会(地産地消と直売所の生成;日本型農産物直売所の草創期 ほか)

著者等紹介

桑子敏雄[クワコトシオ]
1951年、群馬県生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。東京大学文学部哲学科卒。同大学院博士課程修了。国土政策にかかわるさまざまな対立・紛争の場に身を置き多様な公共事業をめぐる紛争解決の当時者として、自身の思想を実践する

浅川芳裕[アサカワヨシヒロ]
1974年、山口県生まれ。ジャーナリスト。『農業ビジネス』編集長、山口大学農学部非常勤講師。エジプト国立カイロ大学中退。ソニー中東本社(ドバイ)、ソニーモロッコ(カサブランカ)勤務後、農業技術通信社入社。『農業経営者』副編集長・専務取締役を経て、現在、顧問。若者向け農業誌『Agrizm』発行人、ジャガイモ専門誌『ポテカル』編集長、『農業ビジネス』編集長を兼務

塩見直紀[シオミナオキ]
1965年、京都府綾部市生まれ。半農半X研究所代表。大学卒業後、カタログ通販会社フェリシモを経て、2000年、半農半X研究所を設立。「半農半X(=天職)」コンセプトを提唱。「里山ねっと・あやべ」のメンバーとして独自性ある「まちづくり」にも取り組んできた

櫻井清一[サクライセイイチ]
1967年、群馬県生まれ。千葉大学大学院園芸学研究科教授。東京大学文学部社会学科卒業。農水省の現・近畿中国四国農業研究センターを経て、現職。博士(学術)。農業経営学会学術賞、農業市場学会学術賞、農村生活学会学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

17
桑子敏雄氏:農業空間;空間の履歴を考慮することが重要(23頁)。行基菩薩が渋温泉の発見者(29頁)。社会事業の祖。コミュニケーション空間デザインは談義の場(56頁)。農業空間:生物多様性と地域史・文化の価値をもつ空間(61頁)。浅川芳裕氏:日本農業の一番の問題は国産は不要という点(95頁)。カロリーベースではなく金額ベースでの自給率を考えれば7割賄えているようだ(143頁)。 2015/05/03

yasu kash

1
4人それぞれ立場の違う人が、それぞれに思うところを書いている。中でも浅川さんの意見には驚いたが目からウロコであった。日本は実は農業大国であること。(日本の農水省は日本の農業を弱く見せるのが仕事と勘違いしているのだ。)そして、海外から原料を低コストで輸入して加工し輸出するということができないのは、素晴らしい加工技術を持つ日本にとっておおきな損失であるという意見。(世界一の小麦輸入国はパスタ加工・輸出量世界一の国イタリアである!)等々…。ううむ。参った。2015/04/16

S.J.

0
第2巻では農業専門誌のジャーナリスト、浅川芳裕氏の論説に唸らされた。第1巻で執筆していた農業コンサルタントの岡本真一氏の論説もそうであったが、農に深く関わりながらも現状を俯瞰的、実証的に捉えている識者の見解は大変参考になる。彼の「日本農業の実相と幻想」では、シリーズのタイトルにふさわしく、「農家」とは何かというところ問うところから始め、現在の農政の問題点を追及しつつ日本の農業のポテンシャルの高さについて説明していた。日本の農業を国際的な競争にも打ち勝てるまでに強める策についてかなり具体的に提案している。2016/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8971091
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品