内容説明
生きているって、どういうこと?「生物」を履修していない人でも興味をもって読み進められるよう「生物学」の成り立ちと発展から説き起こした生物学(生命科学)の入門書。軽妙で明解な文章で「生命科学」の泉へ誘う。
目次
生物と細胞―生命とは何か・その根源的存在
細胞の考え方―複製する細胞と、体の成り立ち
DNA―複製する分子のはなし
RNA―生命を左右する核酸のはなし
遺伝子とは何か―予想もつかないミクロの世界
生物はいかにして生まれるか―発生のはなし
性とは何か―そのあいまいな存在
脊椎動物の発生について―鳥もヒトもじつは同じ
体の中の他者―複製と共生
生命科学の原点―博物学と本草学
生物は進化する―ダーウィンが見たものとは
生命科学の未来―ヒトは、それをいかに使いこなすか
著者等紹介
武村政春[タケムラマサハル]
1969年生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了、博士(医学)。現在、東京理科大学大学院科学教育研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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