危機管理学総論―理論から実践的対応へ (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623062638
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3034

内容説明

危機管理で想定する「危機」には様々な種類があり、震災・津波などの自然災害のみではない。グローバル化の影響の下、続々と従来日本人が意識していなかった危機との遭遇が増えている。テロや食の安全、病原菌、環境汚染など、そして対策不足に起因する原発事故。本書は、海外における先進の危機管理理論の研究と様々な事例を結び付け、総合的に対処方法を検討した好評の初版に、その後の最新情報を加えての改稿と、さらに自然災害、リーダーシップや放射能などの新たな稿を起こした、待望の改訂版。

目次

「危機管理学」の学際的研究領域および危機理論
危機管理の概念および定義
危機意識の文化論的考察
危機管理システムの構築
危機対応計画の立案方法―危機に備える基本の基本
危機管理部門の組織化―危機管理のための専従組織の設置
危機発生時における戦略的意思決定―緊急意思決定の組織科学論的展開
危機広報戦略―クライシス・コミュニケーション
企業の危機管理戦略―企業組織を守るためのノウハウとは
危機事態におけるリーダーシップ論―危機対応リーダーの条件とは
海外進出企業の危機管理対策
行政機関の危機管理対策―行政執行上起こり得る危機の対処法
産業災害と危機管理対策―日本の安全システムの崩壊と危険物事故防止策
原子力災害と危機管理対策
国際テロリズムと危機管理対策
感染症と危機管理対策―SARS、鳥インフルエンザ対策を中心として
「製品脅迫」と危機管理対策
危機対応シミュレーション

著者等紹介

大泉光一[オオイズミコウイチ]
1943(昭和18)年長野県諏訪市生まれ。宮城県柴田郡大河原町で育つ。最終学歴、メキシコ国立政経工科大学(IPN)大学院を経て、1977(昭和52)年9月インスティトゥート・デ・エストゥディオス・ウニベルシタリオス(IEU)経営大学院(IEU)(メキシコ)修了。学位、1999(平成11)年7月博士(国際関係)(日本大学)。専攻、危機管理論、国際経営論、国際関係論、日欧・日墨交渉史、国際テロ対策。わが国における「危機管理学」研究のパイオニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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