内容説明
「ミクロ‐マクロ」問題や「ゆらぎと創発性」問題などをめぐって、執筆者たちの「社会システム学」に寄せる熱い思いを語りあった座談会と、関連する論文を収録した、いわば社会システム学のマニフェストの書。
目次
“社会システム学”をめざして
第1部 社会システム学をめざして(社会システム学とはなにか―シリーズ責任編集者鼎談;社会システム学に期待する―シリーズ執筆者座談会)
第2部 社会システム学の未来に向けて(“社会システム論”再考―歴史変動を理論化する“社会システム論”のための覚え書き;複雑社会の衰退と危機を考える;相互行為システムと創発効果―ゲーム理論を手がかりに)
社会システム学の未来に向けて―存在と認識の階層性と相互性
そのための理論枠―新しい「社会システム学」の構想のために
著者等紹介
今田高俊[イマダタカトシ]
東京工業大学大学院社会理工学研究科
鈴木正仁[スズキマサヒト]
滋賀大学経済学部
黒石晋[クロイシススム]
滋賀大学経済学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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