イギリス現代政治史

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  • サイズ A5判/ページ数 260,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623056477
  • NDC分類 312.33
  • Cコード C3031

内容説明

日本人にとって民主主義のモデルとされてきたイギリス政治の実態は、いかなるものか。本書では、かつて世界大国であったイギリスが、戦後に中規模国家に落ち着く中で、どのような課題に直面したか、その政治史を明らかにする。経済危機、労使紛争、欧州統合、対外戦争など、山積する国内外の諸問題に対して、歴代政権はどのように対処したのか。とりわけ首相のリーダーシップに焦点を当てて、模索と再編の過程を描き出す。

目次

イギリス政治の安定と変化
第1部 新しい国づくり(戦後政治の開幕―アトリー政権一九四五~五一年;帝国後のイギリスの国際的役割の模索―第三次チャーチル政権一九五一~五五年 ほか)
第2部 安定を目指して(イギリスの現代化を目指して―第一次ウィルソン政権一九六四~七〇年;「Uターン」―ヒース政権一九七〇~七四年 ほか)
第3部 復活への挑戦(「戦後コンセンサス」の破壊―サッチャー政権一九七九~九〇年;分裂する保守党の自画像―メイジャー政権一九九〇~九七年 ほか)

著者等紹介

梅川正美[ウメカワマサミ]
愛知学院大学法学部教授

阪野智一[サカノトモカズ]
神戸大学大学院国際文化学研究科教授

力久昌幸[リキヒサマサユキ]
同志社大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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