出生外傷

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  • サイズ B6判/ページ数 229,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622077824
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

「人間がこの世に生を受けることそのものが外傷体験である」。精神分析の開祖フロイトの愛弟子であった著者の重要古典、待望の邦訳。

人間がこの世に生まれてくることそのものが、外傷の体験である――。精神分析の開祖フロイトの愛弟子であったオットー・ランクは、本書で古代芸術・宗教・哲学にまで言及するメタファーによって、神経症や精神病が「出生時の外傷の再現である」という壮大な試論を立てる。ランクの主著にして彼がフロイトと精神分析から離反するきっかけとなった、今日の早期母子関係論の先駆けともいえる重要古典、待望の邦訳。

序文/第1章 分析的状況/第2章 幼児的不安/第3章 性的充足/第4章 神経症的再現/第5章 象徴的適応/第6章 英雄的補償/第7章 宗教的昇華/第8章 芸術的理想化/第9章 哲学的思索/第10章 精神分析的認識/第11章 治療的作用/解題(大塚紳一郎)/訳者あとがき/注

内容説明

精神分析の歴史において、精神分析から離反していった「逸脱者」として記憶されているランクが、神経症や精神病は「出生時の外傷の再現である」という壮大な試論を描き出そうとしたものである。精神分析の歴史のなかで十分に語られることのなかった試論、そしてランクが「出生外傷」と呼んだ不安の根源は、今日の精神分析に何を投げかけるのか。ランクの主著にして、今日の早期母子関係論の先駆けともいえる重要古典が、いま明らかになる。

目次

第1章 分析的状況
第2章 幼児的不安
第3章 性的充足
第4章 神経症的再現
第5章 象徴的適応
第6章 英雄的補償
第7章 宗教的昇華
第8章 芸術的理想化
第9章 哲学的思索
第10章 精神分析的認識
第11章 治療的作用

著者等紹介

ランク,オットー[ランク,オットー] [Rank,Otto]
1884‐1939。オーストリアの精神分析家・批評家。非医師であるにもかかわらずフロイトに見出され、国際精神分析学会の書記や学会誌Imagoの創刊に携わった。フェレンツィとの共著Entwicklungsziele der Psychoanalyseを通じて、フロイトの理論との相違が明らかになり、晩年は精神分析サークルから離脱することを余儀なくされた

細澤仁[ホソザワジン]
1963年生まれ。精神科医。臨床心理士。1988年京都大学文学部卒、1995年神戸大学医学部卒。神戸大学大学院医学系研究科助手、兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授などを経て、現在、アイリス心理相談室、フェルマータ・メンタルクリニック

安立奈歩[アダチナホ]
1973年生まれ。臨床心理士。教育学博士。2002年京都大学教育学研究科博士後期課程研究指導認定。現在、椙山女学園大学人間関係学部准教授

大塚紳一郎[オオツカシンイチロウ]
1980年生まれ。臨床心理士。2002年慶應義塾大学文学部卒、2009年甲南大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、菊川荒木内科心療内科、東洋大学附属姫路高等学校スクールカウンセラー、大塚心理療法プラクシス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。