出版社内容情報
大学まで物理を学習しなかった学生を前提に執筆。物理をもう一度勉強してみたいと思う一般社会人にも読んでもらえるトピックス満載。
内容説明
日常生活の中の身近な事例をとりあげながら、必要最低限の数式のみで、物理の本質を簡潔、華麗に解説。身近な「なぜだろう?」の疑問に、明快に答える入門書の決定版。物理が少しでもわかると、人生はいっそう楽しく、豊かになる。
目次
第1章 序論―自然現象と人類の叡智
第2章 運動と力―宇宙船内は無重力か?
第3章 振動と波―ウェイビングと膨張宇宙論
第4章 光と色―物には色がない?
第5章 物質の構造と性質―同じ炭素でも…
第6章 仕事とエネルギー―すべての活動の源泉
第7章 電気と磁気―モーターはなぜ回るのか
第8章 古典物理学と現代物理学―ニュートンとアインシュタイン
著者等紹介
志村史夫[シムラフミオ]
1948年東京生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了、名古屋大学工学博士(応用物理)。静岡理工科大学教授、ノースカロライナ州立大学併任教授。応用物理学会フェロー。日本とアメリカで長らく半導体結晶の研究に従事。2002年日本工学教育協会賞・著作賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆきち
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数式から逃げない本 これは薄いのに時間掛かった(当たり前よね) 実際に数値を当てはめたり 式を変形させていくのはおもしろい2013/11/16
TANAKANOKOUKI
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文系の自分、特に物理を勉強してないので、全くのズブの素人なので、一読したぢけではチンプンカンプンなところがたくさんありました。 が、それでも読んで良かったと思えました。 気になるところ、「知らなくても何とかなるが、多少なりとも知っていれば、自然現象のみならず社会現象を、より明瞭に理解するのに大いに役立つだろう」は正にその通りだと思います。そのつもりで読みました。サラッとですが。 速さと速度は違う、音の速度は媒質によって異なるなど、初めて知ることが多かったです。2022/01/18