出版社内容情報
制度・管理・政策の次元から行政現象をとらえたコンパクトな入門書。身近な事例と豊富な図表を通して現代日本の行政をつかむ。
原田 久[ハラダヒサシ]
原田 久(立教大学法学部教授)
目次
行政学の体系と方法
第1部 制度論(官民関係論―規制改革はなぜ進まないのか?;政官関係論―政治家は幹部職員人事権をなぜ抑制的に行使するのか?;行政組織論―内閣官房・内閣府はなぜ肥大化したのか?;公務員制度論―人事院はなぜ廃止されなかったのか?)
第2部 管理論(財源管理論―日本の財政赤字は先進国でなぜ最悪なのか?;人事管理論―国家公務員の総量抑制方式はなぜ機能したのか?;所掌事務管理論―共管競合事務は省庁再編後もなぜ増加したのか?;情報資源管理論―統計調査の集権化はなぜ進まないのか?)
第3部 政策論(政策課題設定過程論―こんにゃく入りゼリーはなぜ規制されたのか?;政策決定過程論―パブリック・コメント手続はなぜ機能はしないのか?;政策実施過程論―生活保護受給者はなぜ急増したのか?;政策評価過程論―政策評価は政策の見直しになぜつながらないのか?)
行政学の発展的学習に向けて
著者等紹介
原田久[ハラダヒサシ]
立教大学法学部教授。1966年生まれ。九州大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。熊本県立大学総合管理学部助教授等を経て、2008年より現職。2012年より立教大学副総長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。