出版社内容情報
義勇軍という同じ経験をもちながら、ナチ、共和派、コミュニストと別々の政治的立場を歩んだ3名を検討対象に「政治の野蛮化」を考察
今井 宏昌[イマイヒロマサ]
今井 宏昌(日本学術振興会特別研究員PD)
目次
序章 「政治の野蛮化」?
第1章 ドイツ革命期における義勇軍運動の形成と展開
第2章 裏切りの共和国―アルベルト・レオ・シュラーゲターの義勇軍経験
第3章 共和国の防衛―ユリウス・レーバーの義勇軍経験
第4章 コミュニストとの共闘―ヨーゼフ・ベッポ・レーマーの義勇軍経験
第5章 ルール闘争期における義勇軍経験の交差
終章 義勇軍経験と戦士たちの政治化
著者等紹介
今井宏昌[イマイヒロマサ]
1987年大分県日田市に出生。2011年福岡大学大学院人文科学研究科博士課程前期修了。2014年東京大学大学院総合文化研究科博士課程を単位取得退学。2016年博士(学術)を取得。現在、日本学術振興会特別研究員PD(九州大学大学院比較社会文化研究院)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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