サピエンティア<br> イスラエルに関する十の神話

個数:

サピエンティア
イスラエルに関する十の神話

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 18時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588603556
  • NDC分類 302.285
  • Cコード C1322

出版社内容情報

歴史の歪曲と情報操作によって生み出されてきた「神話」、すなわち虚偽にまみれた政治的プロパガンダの背景を読み解き論駁する。パレスチナは民なき土地ではなかったし、ユダヤ人は土地なき民ではなかった。パレスチナは植民地化されたのであって、ユダヤ人がイスラエルを回復したのではない。歴史の歪曲と情報操作によって生み出されてきたイスラエルに関する「神話」、すなわち虚偽にまみれた政治的プロパガンダの背景を読み解き、反証をあげて論駁する。イスラエル人の歴史家である著者のエッセンスを集約する入門書。



第一部 過去の虚偽

 第一章 パレスチナは無人の地であった

 第二章 ユダヤ人は土地なき民族であった

 第三章 シオニズムはユダヤ教である

 第四章 シオニズムは植民地主義ではない

 第五章 一九四八年にパレスチナ人は自ら居住地を捨てた

 第六章 一九六七年六月戦争は「やむを得ない」戦争であった

第二部 現在の虚偽

 第七章 イスラエルは中東で唯一の民主主義国家である

 第八章 オスロー合意に関する諸神話

 第九章 ガザに関する諸神話

第三部 未来の虚偽

 第十章 二国解決案が唯一の道である

 結 語 二十一世紀の殖民・植民地主義国家イスラエル



年 表

訳者あとがき

索 引

イラン・パペ[パペ イラン]
著・文・その他

脇浜 義明[ワキハマ ヨシアキ]
翻訳

内容説明

偽りの“神話”を解体する。パレスチナは民なき地ではなかったし、ユダヤ人は国なき民ではなかった。シオニズムは民族解放運動ではなかったし、暴力と略奪のうえに成立したイスラエルは民主主義国家ではない。中東現代史における欺瞞を暴き、共存の道を新たに描く。

目次

第1部 過去の虚偽(パレスチナは無人の地であった;ユダヤ人は土地なき民族であった;シオニズムはユダヤ教である;シオニズムは植民地主義ではない;一九四八年にパレスチナ人は自ら居住地を捨てた;一九六七年六月戦争は「やむを得ない」戦争であった)
第2部 現在の虚偽(イスラエルは中東で唯一の民主主義国家である;オスロー合意に関する諸神話;ガザに関する諸神話)
第3部 未来の虚偽(二国解決案が唯一の道である)
結語 二十一世紀の殖民・植民地主義国家イスラエル

著者等紹介

パペ,イラン[パペ,イラン] [Pappe,Ilan]
1954年、イスラエル・ハイファ市生まれのユダヤ系イスラエル市民。ハイファ大学講師を経て、英イギリス・エクセター大学教授。同大学パレスチナ研究所所長。パレスチナ・イスラエル史研究。1984年に“Britain and the Arab‐Israeli Conflict,1948‐51”で博士号を取得

脇浜義明[ワキハマヨシアキ]
1941年生まれ。1973年、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すーさん

25
イスラエルの歴史について、パレスチナ問題についてたくさんの誤解をしていることが多くの資料から分かった。参考文献の数が半端ではなく、情報量が圧倒的。イギリスが悪いということについては意見は変わらず、アメリカについても印象が悪くなった。虐殺はなぜ起きるのか、話し合いで解決できるのではないかと安易に考えてしまっているところも自分にもあったがこの本を読んでそんな考えは無知から来るものだと感じた。多くの闇が潜んでいて、世界中のどこよりも劣悪な環境にあるこの地について少しでも多くの人に知って欲しいなと思った。2019/06/26

天茶

0
★★★★★2023/11/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13230959
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。