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出版社内容情報
代表作とその優品を100図選んで多彩な画業を一望する。第一線の研究者たちによる論考や、辻惟雄×小林忠スペシャル対談を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はたっぴ
71
『若冲』を読みながら、こちらでじっくりと作品を堪能。幾つかは認識していたが、今回初めて作品とタイトルが重なった。芸術品(小説も)はこうして後世まで残り、語り伝えられていく素晴らしさがある。ここには百点の作品が掲載されているが、若冲の繊細な筆の運びを想像し、うっとりする逸品ばかり。久しぶりに心が洗われ、鈍った思考回路に刺激を与えてくれた。絵心のない私でも群鶏図や襖絵、屏風絵などは見とれてしまう。何と眩い色彩だろうか。水墨画の濃淡は柔らかく、桝目画は斬新だ。来月からの若冲展が待ち遠しい。2016/03/01
さと
60
「若冲」を読むにあたり 作品をみたくなり・・・・。2017/01/17
ちゃこばあ
40
実物との隔たりは当然なのだけれど、この写真集はとても美しいです!若冲の生涯も6ページにわたり紹介されていて、澤田瞳子さんの「若冲」のベースを確認できました。2015/12/13
hirune
37
豪華絢爛な画集。先ごろ長時間行列で話題になった動植綵絵も載っています。これは本物をじっくり見たくなりますね。若冲という画家は色彩豊かな彩色絵のみならず升目描きや水墨画、版画まで色々な技法で制作をしていて、ユニークで表情豊かで面白く、その上精密な計算がなされてる。ああ、魅力を説明しきれない^^;とにかく とっっても素敵です!2016/08/16
くぅ
36
今年、生誕300年記念の若冲展があるため手にしたが贅沢な一冊だった。実物を見た感動にはかなわないが読了後の満足感は充分。若冲といえば鳥!鶏!花!というイメージが強く、鹿苑寺の襖も素晴らしいが、私は軍魚図や池辺群虫図、蓮池遊魚図などあえて鳥でないモチーフに心惹かれる。同じ意味でお野菜や小さな生き物を活き活きと表現した菜虫譜も素敵。また、鳥獣花木図屏風や樹花鳥獣図屏風など枡目描きに若冲の挑戦をみた。見たこともない異国の生き物を他の画家が試みない技法で鮮やかに表現したところに若冲のスケールの大きさを感じた。2016/02/09
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