出版社内容情報
スポーツ分野を成長産業とし、2020年までに10兆円、25年までに15兆円市場に拡大すると明言した日本政府。就職から地域創生まで、スポーツが拓く日本の未来像を提言する。
内容説明
長らく「体育」「ボランティア」「アマチュアリズム」を標榜してきた日本のスポーツ界が、いま揺れている―。今後、その市場規模は現在のおよそ3倍、2025年には15兆円にまで達するという。令和時代を迎えた現代の日本社会において、私たちの暮らしや生き方はどのように変わるのか。わかったようで、わからなかったスポーツとビジネスの関係。これから起こること、できることを鮮明に説く。
目次
第1章 スポーツビジネスは有望か―『日本再興戦略2016』で描かれる未来(恩師の言葉;スポーツビジネスを取り巻く環境 ほか)
第2章 マネジメント論―日本のスポーツマネジメント(日本独特の文化、出向者によるマネジメントの弊害;スポーツマネジメントに課題はないか ほか)
第3章 スタジアム論―スポーツビジネスを飛躍させるトレンド(なぜ今スタジアムなのか―スタジアムで生まれ変わった広島東洋カープ;政府にも期待されているスタジアム改革 ほか)
第4章 スポーツ業界のキャリア論―スポーツのその先を考える人になる(ミスマッチが多いスポーツ業界の採用現場;アスリートが迫られるセカンドキャリア ほか)
第5章 地方創生論―スポーツは地方創生に有効か(街の誇りに訴えた長崎でのチャレンジ;街の誇りとスポーツ ほか)
著者等紹介
森貴信[モリタカノブ]
1969年長崎県生まれ。トーメン、トヨタ自動車を経て、2005年V・ファーレン長崎の立ち上げに参画。その後、サガン鳥栖、埼玉西武ライオンズを経て、現在はラグビーワールドカップ2019組織委員会チケッティング・マーケティング局局長(チケッティング担当)。また株式会社マグノリア・スポーツマネジメント代表取締役として、スポーツ特化型クラウドファンディング「FARM Sports Funding」も運営する。JFAスポーツマネジャーズカレッジ2期生。早稲田大学招聘研究員。慶応ビジネススクールMBA(2003年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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