平凡社新書<br> バブル経済とは何か

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平凡社新書
バブル経済とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858921
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C0233

出版社内容情報

世界的な金融危機のきっかけとなったリーマン・ショックから10年。果たして次のバブルと崩壊はどのような形でやってくるのか!?

《目次》
はじめに
第1章 バブルの歴史とその教訓
1 世界のバブルの歴史
バブルの発生と崩壊は繰り返す/バブルとは何か/世界の金融市場の発祥と宗教/チューリップバブルの発生/英国の勃興と南海泡沫事件/「狂騒の20年代」と大暴落/ニクソン・ショックと石油危機/ITバブルの形成と崩壊/米国住宅バブルの発生とその原因/米国住宅バブルの崩壊とリーマン・ショック/日本でも円安バブルが崩壊/大恐慌の教訓は生かされた
2 日本のバブル発生と崩壊、その教訓
日本のバブルの歴史/すべてはプラザ合意から始まった/低インフレと金融緩和の長期化がバブルを生んだ/バブル崩壊のきっかけ/後手に回った景気認識と政策発動
3 バブルは10年に一度やってくる
バブルには五つの法則がある/バブル発生の条件/バブル発生は認識できない/バブルは姿を変えてやってくる/崩壊しないバブルはない/危機のなかで次のバブルの芽が生まれる/日本でも中央銀行が政治的な圧力を受ける/バブル発生は防げない
第2章 高まる地政学リスクと宗教の影響
1 地政学リスクで揺れる世界の金融市場
なぜ、今、地政学なのか/世界の警察官がいなくなった/地政学の要因がリーマン・ショックを生んだ/日本株相場も地政学的な要因に影響される
2 地政学の基礎理論
国家の概念と領域確定の理論/学問としての地政学/ドイツで発展した生存圏理論/主要な地政学用語/20世紀の対立を予言したマッキンダーのハートランド理論/クラッシュ・ゾーンが世界大戦を生んだ/ハートランド理論の問題点/米国で生まれたシー・パワー理論/米国の安全保障政策の中核となったリムランド理論/ハートランド理論とリムランド理論の融合
3 地政学リスクと宗教対立
宗教の理解なしに地政学は理解できない/宗教の違いは生活の違いを生む/宗教の違いは道徳観の違いを生む/キリスト教、イスラム教のルーツはユダヤ教/ユダヤ人に対する差別はなぜ生まれたのか/キリスト教は世界に広まった/プロテスタントとカトリックの違い/海のシルクロードが生んだイスラム教/イスラム教二大宗派の対立/終わりなき地政学リスクの出現
第3章 地政学の視点から中東と北朝鮮情勢をみる
1 地政学リスクに大きな影響を与えるトランプ政権
米国トランプ大統領の登場は歴史的な必然/多様性が進む米国の政治家/ビジネスマン出身初の大統領/米国民がトランプ政権を選択した/トランプの支持層を固める戦略/トランプ政権の支持基盤/米国第一主義は米国外交のDNA/孤立主義に回帰する米国/意外に強固なトランプ政権の基盤/トランプ色を強める政権人事/トランプ大統領の弾劾はあるか/君子は豹変する
2 パワーバランスが変わりつつある中東
中東の民族と宗教の多様性/世界の文明の中心地だった中東と地中海東部/世界最先端の科学技術が発達した中東/欧州列強の帝国主義が中東問題を複雑化させた/イラン対サウジアラビア、イスラエルの対立構造/イランと米国の対立/苦悩するアラブの盟主サウジアラビア/トランプ政権が全面的に支援するイスラエル/地政学的に中東の重要性は薄れる
3 北朝鮮問題は今後も続く
侵略された歴史を持つ北朝鮮/北朝鮮と中国は一心同体/中国の国益のためにも金正恩体制の維持が必要/朝鮮半島の統一は中国の安全保障問題/北朝鮮の核・ミサイル技術のレベルは高い/米国が北朝鮮に与えた歴史の教訓/トランプ大統領が再選する可能性
第4章 米国「双子の赤字」とバブル崩壊の歴史
1 トランプ政権の経済政策が株高を生んだ
米国の株高は加速した/ハイテク株には特にプラス/アップルのケーススタディ/米国IT業界はユダヤ系をルーツに持つ企業が多い/インテルのケーススタディ/円安ドル高になりにくい理由
2 米国「双子の赤字」は増加を続ける
「双子の赤字」の出発点は大型減税/共和党政権で「双子の赤字」が拡大する/米国の大統領権限は弱い/小さな政府を目指す共和党政権で大きな政府になる/プラザ合意を生んだレーガン政権/世界的な株安を生んだブラックマンデー/米国住宅バブルとリーマン・ショックを生んだブッシュ政権/トランプ政権でも繰り返される大型減税/急拡大する「双子の赤字」/逆イールドカーブが相場の転機となった/逆イールドカーブが生じる可能性/マクロ要因のリスクは高まる
第5章 仮想通貨はバブルか
1 仮想通貨の長所と課題
現在、バブルは起きているのか/仮想通貨とは何か/仮想通貨はビットコインから始まった/主要な仮想通貨/仮想通貨の価格形成と実質価値/ビットコインの課題と限界/仮想通貨のグローバル規制の必要性/日本における仮想通貨の規制/仮想通貨の将来性は/新技術ブロックチェーンの登場/分散型台帳技術(DLT)の進化
2 資金調達の新手段である新規仮想通貨公開(ICO)
新規仮想通貨公開とは何か/急増するICO/ICOの問題点と規制/ICOの制度を整備する必要性/暗号資産と分散型台帳技術の将来は明るい
第6章 AI革命が株式相場を牽引する
1 次の投資テーマはAI革命
10年に一度、大きな投資テーマが生まれる/AI革命とは何か/自動運転がAI革命最大の市場/自動車産業の付加価値がシフトする/米国ではデバイスメーカーが成長/自動運転EVは完成に近づく/日本のロボット稼働台数は世界一/サービス業で活躍するロボット/アマゾンやアップルが本格的に参入するロボット産業/AIで高度化するフィンテック/成長する米国のフィンテック企業
2 AI革命時代の投資戦略
相場を動かすのはミクロ要因/日本もAI革命の基礎技術では強い/オーナー系企業の強力なリーダーシップ/ソフトバンク・ビジョン・ファンドとは何か/日本最大のIT企業キーエンス/ビジネスモデルの転換に成功したソニー
3 2020年代に向けての日本株相場の展望
高値波乱相場の色彩が強まる/日銀による日本株購入は持続する/すでにバブルは発生しているのか/個人投資家が長期投資で成功するための戦略/株価下落を喜べるようになると一人前
おわりに


藤田 勉[フジタ ツトム]
著・文・その他

内容説明

株価の決定要因は、景気、金利、政治状況などのマクロ要因と、企業の業績や技術革新などのミクロ要因に大別され、長期の視点に立つと、株価はミクロ要因に多大な影響を受ける。21世紀の株式市場はITバブルの崩壊、リーマン・ショックを乗り越え、AI革命による技術革新が株価の上昇を大きく牽引しているが、米国トランプ大統領の政策によって、マクロ要因のリスクが高まりつつある。これらリスク要因を分析することで、歴史的、地政学的な視点から今後の株式市場を展望する。

目次

第1章 バブルの歴史とその教訓
第2章 高まる地政学リスクと宗教の影響
第3章 地政学の視点から中東と北朝鮮情勢をみる
第4章 米国「双子の赤字」とバブル崩壊の歴史
第5章 仮想通貨はバブルか
第6章 AI革命が株式相場を牽引する

著者等紹介

藤田勉[フジタツトム]
一橋大学大学院経営管理研究科特任教授。一橋大学大学院修了、経営法博士。シティグループ証券顧問。内閣官房経済部市場動向研究会委員、経済産業省企業価値研究会委員、シティグループ証券取締役副会長などを歴任。2006~10年日経アナリストランキング日本株ストラテジスト部門5年連続1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

29
最近の新書の題名はホントに中身とかけ離れたものが多い(怒)。ネットで題名だけ見てポチっとしてしまう人が多いのを逆手にとってるんでしょう。本著はその典型。バブルの歴史や教訓について書かれているのは第一章のみ。あとは地政学や仮想通貨など最近の経済界の流行り話をちりばめただけ。昔話だけにしたくなかったのかもしれませんが、それなら題名を替えるべき。妙に長い謎かけのような題名も増えてるし、出版業界全体のレベル劣化が心配になってきます。皆さま、本、とりわけ新書は、きちんと中身を確かめてから買いましょう(笑)。2018/11/28

元気伊勢子

5
経済オンチな私だが、この本のお陰で経済に興味が持てそうな感じがした。2021/02/20

お抹茶

0
バブル以外に地政学や仮想通貨の話も含む。2020/08/26

0
あんま関係ない歴史の話に逸れるのはどうなん?2021/03/11

スプライト

0
バブルに関する内容が薄い。残念。 米国の双子の赤字には、注意を払っておくべきだろう。2019/02/10

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