出版社内容情報
ちょっとしたアイデア、小さなテーマを持つことで、鉄道の旅はもっとオリジナルに楽しめる。これまでとはひと味違う鉄道旅行をするための視点を提供する。
内容説明
鉄道ブームもすっかり定着。車窓から絶景を眺め、観光列車にも乗った。それも楽しいけれど、もっと深く鉄道旅行を楽しみたい…。そこでテツ歴半世紀余の著者が、こだわりと工夫に満ちた8つの鉄道旅を開陳!
目次
第1章 あえて「裏道」を行く
第2章 海を眺め、船にも乗る、「半島」の旅
第3章 「人名列車」に乗りに行く
第4章 自分でプランする、ぐるり周遊の旅
第5章 「鉄道系博物館」を訪ねるミニトリップ
第6章 切符から発想する旅
第7章 時刻表を片手に小説の中の旅をたどる
第8章 ご利益求めて「参詣鉄道」の旅
著者等紹介
野田隆[ノダタカシ]
1952年名古屋市生まれ。早稲田大学大学院修了(国際法)。長年、都立高校に勤務のかたわら、ヨーロッパや日本の鉄道旅行を中心とした著作を発表してきたが、2010年3月に退職後、フリーとして活動。日本旅行作家協会理事、総合情報サイトAll About「鉄道」ガイド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
13
ロングシート忌避の程度が清々しい。2023/08/20
ココアにんにく
3
鉄道に関する情報や旅のアイデアが盛りだくさんで、旅行欲を刺激してくれました。読んでいて24時間切符があれば早起きが苦手な私でも旅に出やすいと思いました。小説の舞台を旅することが好きで、『砂の器』の亀嵩なども訪れた経験があります。また太宰治の『津軽』を読んだ後、ストーリーに沿って旅をしたいと思っていたので、本書での再現は嬉しかったです。当時の時刻表と現在のものを比較しながらの旅が面白かったです。また、なぜ三厩までバスなのか疑問でしたが、津軽線は太宰治の没後10年後に開通していたと知り驚きました。2023/06/07
Hiroki Nishizumi
3
まぁこんなものかね2018/04/18
たらこりっぷ
3
近ごろ鉄道のネタの新書が結構出ていて驚きます。鉄道に興味のある人が増えてきているということでしょうか。テーマを作って鉄道旅行するという感覚はよく理解できます。似たようなことやってるなぁと共感する部分もありました。移動と目的地の両方を楽しむ旅行の入門書のようなものなので、テツのみなさんは満足できないかも。2014/05/24
花浅葱 藤袴
0
「北斗」に乗ったから次は山線(函館本線)乗るかね2017/03/25