平凡社ライブラリー<br> ヘーゲル・セレクション

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり

平凡社ライブラリー
ヘーゲル・セレクション

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月21日 09時08分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582768527
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C0310

出版社内容情報

ヘーゲルの哲学体系を鳥瞰できるよう、その全作品からポイントとなる箇所を抜き出し独自に訳出した名アンソロジー。

廣松 渉[ヒロマツ ワタル]
編集

加藤 尚武[カトウ ヒサタケ]
編集

内容説明

神学徒として出発するも、カント、フィヒテの影響とフランス革命への共感から、哲学者の道を歩んだヘーゲル。キリスト教的絶対者ではない形でカントの二元論を克服しようと、論理学、自然哲学、精神哲学を展開し、国家、市民、社会、歴史に飽くなき関心を抱き続けたヘーゲルの巨大な哲学体系を見渡す、名アンソロジーにして最良の入門書!

目次

1 哲学の性格(時代の嫡子;二元の超克;絶対の確知)
2 視座と方法(実体は主体;理性は現実;弁証の理法)
3 論理と自然(神義と始元;論理の展開;自然の哲理)
4 人間と社会(精神と人倫;労働と社会;理性と国家)
5 歴史と摂理(自由の実現;理性の狡智;神との宥和)

著者等紹介

ヘーゲル,G.W.F.[ヘーゲル,G.W.F.] [Hegel,Georg Wilhelm Friedrich]
1770‐1831。近代ドイツを代表する哲学者。シュトゥットガルトの中級官吏の家に生まれる。チュービンゲン神学校に入学し、ヘルダーリン、シェリングと親交を結ぶ。しかし、聖職に就くことは断念、哲学者へと進路を変更。1801年、イエナ大学に職を得、哲学教師としてのスタートを切るが、イエナ大学閉鎖後、新聞編集者、ギムナジウム校長などを経て、ハイデルベルク大学教授。最後はベルリン大学教授として生涯を終える。ドイツ観念論を集大成したといわれ、フォイエルバッハ、マルクスらに多大な影響を与えた

廣松渉[ヒロマツワタル]
1933年、福岡県生まれ。東京大学大学院哲学科博士課程修了。元東京大学教授。専攻は哲学。1994年没

加藤尚武[カトウヒサタケ]
1937年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程中退。京都大学名誉教授。鳥取環境大学名誉学長。専門は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

30
主観と客観、普遍と個別をと包越する絶対精神を定立する、という類の内容が繰り返されています。ヘーゲルの体系化された全体性に触れるために、なぜ本書は断章を用意したのでしょうか。断章は原典のコンテクストを寸断し、それらを並べることで新たなコンテクストを捏造します。レトリックの強度があるタイプにはみえないので、「精神」とか「自己」とか同様のフレーズの箇所が単調に並ぶ結果になっており、ヘーゲルの紹介には適しているとは思えませんでした。読メレビューが少ないのが読者の偽らざる実感かと思います。2018/11/08

しゅん

14
ヘーゲルの小論文集を想像していたら、長いテクストからの断片集だった。ヘーゲル理解よりも1930年代生まれの廣松・加藤への理解が深まった印象。いびつな本だなというのが率直な感想。とはいえ、人間精神の発展の先に国家はあり、国家は自由を実現した体系であるというヘーゲルの国家観を原文からの訳で読めたのはよかった。ヘーゲルの国家定義と国家の現状分析を組み立てると、それが「国家は未だ到来してない」になり、マルクスの発想に接近することがわかる。同時に、保守思想にも針が振れるのがヘーゲルだなと思う。2022/12/27

yokkoishotaro

0
これはおそらくかなりハイレベル。お、ここを選んでるな、と言えることを目指して頑張りたい。2020/02/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11463061
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。