内容説明
紀元前五八~五二年、カエサル率いるローマ軍は、ガッリア(現在のフランス、ベルギー)に遠征、この地を平定してギリシア・ローマ文化がヨーロッパに入る基礎を築いた。その歴史的大事件の現場のありさまを、カエサルは率直かつ簡潔な筆で記録にとどめた。ヨーロッパ史の古典中の古典を、いちばん読みやすく正確な新訳で読む。
目次
第一巻 紀元前五八年
第二巻 紀元前五七年
第三巻 紀元前五六年
第四巻 紀元前五五年
第五巻 紀元前五四年
第六巻 紀元前五三年
第七巻 紀元前五二年
第八巻 紀元前五一年~五〇年
著者等紹介
カエサル,ガーイウス・ユーリウス[カエサル,ガーイウスユーリウス][Caesar,Gaius Julius]
前100?‐前44。共和制末期のローマの政治家、将軍。ガリアを平定し、ローマ世界を二分する内乱にも勝利して、独裁官としてさまざまな改革を断行したが、帝政を嫌ったブルートゥスらに元老院議場で暗殺される
石垣憲一[イシガキケンイチ]
1971年、札幌生まれ、東京大学文学部西洋古典学専攻卒業。翻訳家兼プログラマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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