出版社内容情報
障がい児を含むすべての子どもの保育ニーズに応えるインクルーシブ保育とは? 数十年にわたる実践研究の成果。保育理念の変遷をたどり、インクルーシブ保育における障がい児と健常児との相互作用から、仲間関係の形成要因と保育者の役割について分析。数十年にわたる実践研究の成果。
小山望[オヤマノゾミ]
著・文・その他
目次
第1章 本書の目的及び研究方法
第2章 欧米など諸外国における統合保育の実情と課題
第3章 我が国における統合保育の実情と問題点及びインクルーシブ保育の研究と課題
第4章 統合保育の実践研究―事例1及び事例2
第5章 インクルーシブ保育の実践研究―事例3:運動障がい児の例
第6章 インクルーシブ保育の実践研究―事例4:自閉症児の例
第7章 インクルーシブ保育における保育者の役割
第8章 仲間関係の要因
第9章 全体考察及び結論
著者等紹介
小山望[オヤマノゾミ]
埼玉学園大学人間学部心理学科長・大学院心理学研究科教授。臨床心理士・人間関係士、博士(社会福祉学)九州保健福祉大学。青山学院大学文学部教育学科心理学専攻、同大学院心理学研究科修士課程修了、筑波大学大学院心身障害学研究科博士課程満期退学。国立総合児童センター(こどもの城)保育研究開発部コーディネーター・心理相談員、埼玉県立衛生短期大学(現埼玉県立大学)保育学科、東京理科大学理工学部教授、東京理科大学大学院科学教育研究科教授を経て、2014年より埼玉学園大学大学院心理学研究科教授。葛飾こどもの園幼稚園非常勤講師、野田市特別支援教育専門家チーム委員、川口市障害児就学支援委員会委員、青山学院大学大学院教育人間科学研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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