出版社内容情報
知られざる地方議員の実態に迫る。
都庁勤務経験があり、日本を代表する行政学者である著者が、知られざる地方議員の実態に迫り、今後果たすべき役割を熱意を込めて語る。
全国の都道府県会議員、市町村会議員は総数で約四万三千人にものぼる。地域主権の気運が高まる中、彼らの影響力は今後ますます大きくなるが、その実態は意外なほど知られていない。本書はまず、有権者が地方議員について知っておきたい事柄を網羅する。彼らのふだんの活動、議会の招集権を持つなど非常に大きい首長の権限、議員の報酬、どのような人が議員になるのか等を解説。そのうえで、新しい時代の自治体のあり方、地方議員のあるべき姿を提案。都庁勤務経験を持つ、行政学の第一人者が易しく書く。
▼<様々な議会、地方自治のかたち>◎議員報酬を日当制(3万円)にした矢祭町(福島)議会 ◎事務室が無意味に二つある公民館はなぜできたのか? ◎全国初の議会基本条例をつくった栗山町(北海道)議会 ◎イギリス―8万人規模の市で100人程度の議員(無報酬) ◎アメリカ―議会が契約するシティマネージャーが活躍
内容説明
全国の都道府県会議員、市区町村会議員は総数で約三万八千人にものぼる。地域主権の気運が高まる中、彼らの役割は今後ますます大きくなるが、その実態はあまり知られていない。本書はまず、有権者が地方議員について知っておきたい事柄を網羅する。彼らのふだんの活動、議会の招集権を持つなど非常に大きい首長の権限、議員の報酬、どのような人が議員になるのか等を解説。そのうえで、新しい時代の自治体のあり方、地方議員のあるべき姿を提案。都庁勤務経験を持つ、行政学の第一人者が易しく書く。
目次
第1部 議会を変える(なぜ地方議会が必要か;住民の代表をどう選ぶ;議員は変われるか;議員の待遇をどうする;議会をどう変えるか)
第2部 自治体を変える(変わりゆく市民の暮らし;なぜ、地方分権か;自治体をどう変えるか;政策をつくれる自治体へ)
豊かな自治をつくる
著者等紹介
佐々木信夫[ササキノブオ]
1948年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。法学博士(慶應義塾大学)。東京都庁勤務、聖学院大学教授をへて、94年から中央大学教授。2000~01年米カリフォルニア大学(UCLA)客員研究員。現在、中央大学経済学部教授、同大学院教授。慶應義塾大学、日本大学各法学部講師、テレビのニュース解説など兼任。専門は行政学、地方自治論。日本都市学会賞、NHK地域放送文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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