PHP新書<br> 中国ビジネスとんでも事件簿―商文化の違いに迫る

電子版価格
¥679
  • 電書あり

PHP新書
中国ビジネスとんでも事件簿―商文化の違いに迫る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569701134
  • NDC分類 338.92
  • Cコード C0230

内容説明

不倫相手の日本人上司に、マンションや高級車を購入させた挙げ句「青春損害賠償」を要求した上海女の手口。「台湾」の表記の仕方を誤って営業停止を食らうも、妙案によりブランドイメージを好転させた日本のラーメンチェーン。政府高官が出席する会談で、卓上にバナナが山盛りになっているといった仰天エピソード…。日系企業の「駆け込み寺」と呼ばれる弁護士の豊富な経験談から、日本と中国の商文化、法文化の違いが見えてくる。契約の際の注意点、弁護士の選び方など、実践的アドバイスも満載。

目次

第1章 実録!日本人が嵌められた上海ガールの罠(行きずりの恋人ごっこ;あるエリート商社マンの上海夜曲伝説 ほか)
第2章 唖然!中国ビジネス交渉風景(欧米企業と日本企業の違い;現地スタッフを味方につける言葉 ほか)
第3章 刮目!日中契約文化の相違(対中交渉に向いていない日本人;中国人との交渉の極意 ほか)
第4章 実践!中国でトラブルを起こさないために(「チャイナリスク」にどう対処すべきか;「権力」が支配する超大国 ほか)

著者等紹介

範雲濤[ファンユンタアウ]
1963年、上海市生まれ。84年、上海復旦大学外国語学部日本文学科卒業。85年、文部省招聘国費留学生として京都大学法学部に留学。92年、同大学大学院博士課程修了。その後、助手を経て同大学法学部より法学博士号を取得。東京あさひ法律事務所、ベーカー&マッケンジー東京青山法律事務所に国際弁護士として勤務後、上海に帰国し、日系企業の「駆け込み寺」となる。現在、亜細亜大学大学院アジア・国際経営戦略研究科教授、上海対外貿易学院WTO研究教育学院客員教授、上海朝陽総合法律事務所パートナー弁護士などをつとめる。日中関係や日中経済論、国際ビジネス法務について、理論と現場の両方に精通した第一人者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッシー

74
★★★☆☆ 日系企業の駆け込み寺と呼ばれる弁護士の経験談をまとめた本。著者が日本人以上に日本語が堪能なところに感心した。内容は、玉石混交といった感じ。週刊誌的な下世話なものから、商習慣や法文化の違いからくる訴訟問題まで幅広く、読んでいて興味を引かれる部分もあれば、専門語のオンパレードで眠たくなるような部分もあった。中国でビジネスをしようと考えている人は、知っていて損はない内容。2019/05/17

ごへいもち

17
面白くない、ユーモアがない。中国と関わり合う仕事の人は大変だなぁ2020/01/14

Humbaba

8
交渉においては,相手がどのような文化を持っているのかを知ることは非常に大切である.相手が厚く遇してくれているのに,それを無礼と判断してしまえば,双方にとってマイナスしか生まない.自分たちの常識を絶対のものと考えることなく,相手の常識を知ることは今後よりいっそう必要となるだろう.2012/11/11

はすのこ

3
微妙。中国で過ごす際の注意喚起といった内容。バイアスが掛かりそうである意味、危険。2016/01/05

Koji

3
文化や体制の違いは理解しておかないといけないよね。2015/10/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/95104
  • ご注意事項