中国の海洋強国戦略―グレーゾーン作戦と展開

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  • サイズ A5判/ページ数 385p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562057450
  • NDC分類 392.22
  • Cコード C0031

出版社内容情報

中国の沿岸警備隊に相当する海警局、そして海上民兵による軍事力や戦略・組織について、米海軍大学など世界の専門家がはじめて体系的に分析・紹介。日本にとっても注意が必要な中国の「グレーゾーン」戦略を知る最高の一書といえる。

内容説明

東シナ海・南シナ海に展開する準海軍「中国海警局」や「中国海上民兵」の実態と係争海域の実効支配を視野に入れた展開のすべて。米海軍大学の専門研究機関があらゆる角度から分析・詳述した決定版!

目次

第1部 グレーゾーンの概念化(中国の海上グレーゾーン;中国の海上グレーゾーン作戦の概念化;海上民兵は海上における人民戦争(海上人民戦争)を実行しているのか
グレーゾーンが国際法の基本原則に抵触するとき)
第2部 中国海警局とグレーゾーン(グレーゾーンのための組織改編;海上グレーゾーンにおける海警局作戦の軍事化;中国の海上法執行海上プラットフォーム)
第3部 中国の海上民兵とグレーゾーン(権益擁護対戦闘;中国の海上民兵と偵察・攻撃作戦;ブルーテリトリー(外洋領域)におけるグレー軍)
第4部 近海グレーゾーンのシナリオ(南シナ海;東シナ海における中国の海上グレーゾーン作戦と日本の対応;東シナ海)
第5部 グレーゾーン政策の課題と提言事項(グレーゾーンの作戦における時間的要素;中国のグレーゾーン作戦行動への対応における抑止の役割;グレーゾーンにおける米国のシーパワーの決定的試用のための選択肢)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

電羊齋

6
中国による東・南シナ海の「グレーゾーン作戦」の実行者たる中国海警局と海上民兵について複数の識者が分析。「グレーゾーン」概念の定義から、中国の内在論理と自己評価、海警局・海上民兵の組織と活動事例、中国海軍との連携とその問題点、近年の東シナ海と南シナ海情勢まで多岐にわたる内容。特に、話題になるわりに実像が掴みづらい海上民兵についての詳細な分析が参考になる。日本に対しては海保の能力強化と海自・海保の連携強化、米軍に対しては当海域への一層の関与という提言が行われている。2020/11/06

2
やや翻訳には難があったものの、それを補ってあまりある内容だった。中国海警や海上民兵については言及されることが多いものの、考察まで含めてよくまとまった本はなかなかない。また、単にその脅威を煽るだけでなく、限界や課題への考察も興味深い。そして抑止理論を用いてグレーゾーンへの対処を述べている第15章は、本書の学術的価値を高めている。2020/12/28

てっき

2
アマゾンからおススメされた本。米海軍大学校の研究員(一部に海上自衛官を含む)により執筆された中国の海上におけるグレーゾーン戦略に関する研究であり、対象は東~南シナ海と非常に限定的。また、軍事組織である海軍ではなく、海警及び海上民兵に焦点があてられ、非常にニッチなジャンルの本である。しかし、その内容は(現職勢が記していることもあり)非常に興味深く、また危機感がヒシヒシと伝わるものとなっている。特に東シナ海に関する章では、海上自衛官による執筆であり、その提言は現場からの切迫した肉声と捉えても過言ではない。2020/07/14

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