失われた芸術作品の記憶

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失われた芸術作品の記憶

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562056699
  • NDC分類 702
  • Cコード C0098

出版社内容情報

失われた芸術作品の数は現存する作品よりはるかに多い。盗難に遭い未発見のフェルメール、火災で焼失したダ・ヴィンチ、制作後すぐに破棄されたミケランジェロなど、あまりに脆い人類の宝の運命を綴ったノンフィクション。カラー写真・図版多数!

内容説明

火災、盗難、戦争、破壊行為―芸術作品は永遠ではない。失われた芸術作品の数は現存する作品よりはるかに多い。盗難に遭い未発見のフェルメール、火災で焼失したダ・ヴィンチ、制作後すぐに破棄されたミケランジェロなど、あまりに脆い人類の宝の運命を綴ったノンフィクション。

目次

第1章 窃盗
第2章 戦争
第3章 事故
第4章 偶像破壊と破壊行為
第5章 天災
第6章 一時的にしか存在しない作品
第7章 所有者による破壊
第8章 覆い隠され、見出されたもの
第9章 失われたのか、初めから存在していなかったのか

著者等紹介

チャーニイ,ノア[チャーニイ,ノア] [Charney,Noah]
1972年、アメリカ、コネティカット州生まれ。コルビイ・カレッジで美術史と英米文学を専攻、夏季休暇中に競売会社クリスティーズで働いている。コートルード美術研究所で17世紀ローマ美術を、ケンブリッジ大学で16世紀のフィレンツェ美術、図像学、美術犯罪史を、スロヴェニアのリュブリャーナ大学で建築史、犯罪史を学んでいる。その後、ローマを拠点にした美術犯罪調査機構を設立している

服部理佳[ハットリリカ]
早稲田大学法学部卒。法律事務所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

45
なくしたと思っていたものが見つかるのは誰でも嬉しい。例えば、先ごろまで国立西洋博物館で開かれていた松方コレクション展では、モネの《睡蓮、柳の反映》が推定復元された。いっときフランスに接収されていた大作は、ルーヴル美術館の片隅にあるのを発見された時には既に上半分が失われた状態だった。モネの過去作品を元にAIが導き出した色を元に復元されたものが公開された。戦争、事故、火災などに比べて盗難ならば、もし好事家の手に渡れば、手酷い扱いは受けないかもしれない。2019/10/07

R

29
今ある芸術作品は喪失を免れたという点において、それ以外よりも尊いのかもしれない。戦争、災害、盗難、破壊、様々な要因で失われてしまう形ある芸術品について、喪失への様々なバリエーションと、その経緯を綴った本でした。一口に失われるといっても、多種多様な原因により、モノによっては失われることが、その芸術を成すことを意味していたり興味深い。災害や盗難にあったものが、長く隠されていたことで、今美しく守られている皮肉もあったり、芸術作品の運命を読むことができる本でした。2020/01/06

Nat

26
図書館本。多くの作品が様々な理由で失われていることを、改めて残念に思った。シチリアのサン・ロレンツォ礼拝堂から盗まれたカラヴァッジョの祭壇画『キリストの降誕』。盗難の後、地震で損傷、農場でネズミや豚に齧られているらしいとの情報が書かれていたが、悲しすぎる。それならまだマフィアのボスの部屋に飾られている方がましと思ってしまった。よくある盗難・戦争・天災以外の消失理由や、新たに見出されたものについて言及していたことがよかった。2020/09/12

くさてる

16
盗難、破壊、焼失、さまざまな理由でこの世から消え去った芸術作品についての一冊。失われた、とあると真っ先に浮かぶ盗難や破壊の例も豊富ですが、それ以外にもあらかじめ失われること前提の現代美術や存在自体があやふやな聖遺物、はてはアトランティスやエルドラド、バビロンの空中庭園にまで幅広く言及していて面白かったです。2019/09/21

ふじこ

7
天災によって作品が失われてしまうのは悲しいことですがどうしようもありません。しかし、盗難や戦争などの人災によって作品が失われてしまったということについては非常に憤りを覚えます。 内容はとても興味深いのですが、誤植が何か所もあり、校正が甘いのが残念です。2019/08/24

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