出版社内容情報
子どもにかんするあらゆるジャンルを網羅した画期的事典。子どもにかんするあらゆるジャンルを網羅した画期的事典。
フィリップ・アリエス以降の研究の成果を集大成。歴史学、社会科学、文学、教育学、医学、法学そして美術史など、世界中の300を超える研究者が執筆、巻末には関連資料と詳細索引を完備。
ポーラ・S・ファス[ポーラエスファス ]
北本正章[キタモトマサアキ]
内容説明
歴史学者たちは、伝統的な歴史学の堅固な壁をうち破るなかで、子どもたちの存在をその視界に入れるのを可能にした。現実の政治からほとんど排除されていた子どもと青年は、家族、学校、工場や農場での労働現場など、いたるところで歴史学者の視界に入ってくるようになった。歴史のなかで発見することは、1960年代と1970年代初期に新しい社会史という分野で研究しはじめたわたしたちの多くにとって、知的な興味をそそるものであった。こうした新しい学問研究のすべての分野の成果をはじめて網羅したものが、この『世界子ども学大事典』である。
著者等紹介
ファス,ポーラ・S.[ファス,ポーラS.] [Fass,Paula S.]
1947年生まれ、カリフォルニア大学名誉教授。バーナード大学を卒業後、1968年にコロンビア大学大学院に進学し、歴史学の学位を取得。カリフォルニア大学バークレイ校歴史学部教授として36年間教鞭をとり、ドイツ、ポーランド、チリ、トルコ、イスラエルなどでも教壇に立った。子ども史研究の学会である「子どもと若者の社会史学会」(the Society of the History of Children and Youth)の創設に尽力し、2007年から2009年までその会長をつとめた
北本正章[キタモトマサアキ]
1949年徳島県生まれ。青山学院大学教授。青山学院大学文学部卒、東京大学大学院教育学専攻博士課程(単位取得満期)卒業、日本学術振興会奨励研究員(東京大学)、ケンブリッジ大学考古学社会人類学部客員研究員(1996‐97)をへて、現職。世界子ども学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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