内容説明
聖杯伝説から円卓の騎士団、魔術師マーリン、湖の乙女、妖姫モルガン…。映画「キング・アーサー」の考証も手がけた専門家がわかりやすくアプローチ、さらには文学や映画までを、フルカラーで紹介。
目次
第1章 英雄アーサー
第2章 神話の王
第3章 予言者マーリン
第4章 円卓の歴史
第5章 湖の乙女たち
第6章 聖杯の探究
第7章 過ぎし日の王、未来の王
著者等紹介
マシューズ,ジョン[マシューズ,ジョン][Matthews,John]
アーサー王研究の世界的権威。映画『キング・アーサー』の時代考証なども担当する
本村凌二[モトムラリョウジ]
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。『薄闇のローマ世界』でサントリー文芸賞、また『馬の世界史』ではJRA賞馬事文化賞を受賞。日本西洋古典学会委員、地中海学会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文吾
3
★★★★★/図書館本。アーサー王の本は好んで読んでいるので星甘めの5こ。中世騎士団はあまり関係ない気もするけど円卓の騎士=中世騎士団だというならそうなのかも。出だしは中途半端感があるけど楽しく読めました。2022/08/07
de sang-froid
3
収録されているタペストリーや写本類の写真類は大変美しいが、装丁と内容には少々違和感を感じる。専門書や論文集といったものでもないしましてや小説でもない。子供向けとも思えない。しいて言えばこの著者の係わった映画を見た人向けのガイドブックといった感じ。2009/06/11
j1296118
1
「門番は何者か」「アンヌヴンの略奪」の訳はありがたかった2013/09/15
SIG
1
内容が、いまいち。絵や写真などは綺麗だったがなぁ。まぁ、でも私にとってアーサー王をてっとり早く知るにはいいくらいの本だった。2012/04/23
パーやん
0
読み物としては最初の10ページ位で十分。その後はダラダラ似たようなDetailが語られて意味なし。挿絵が奇麗でイメージは掴めるかしら。巻末の人名録は役に立つ。後は、サトクリフを1冊、読むべき。2012/10/14