内容説明
新書みたいにスラスラ読める!「しくみ」がわかれば、外国語は楽しい。文法用語や表に頼らない、画期的入門シリーズ。
目次
文字と発音のしくみ
書き方と語のしくみ
文のしくみ
区別のしくみ
人と時間のしくみ
「てにをは」のしくみ
数のしくみ
実際のしくみ
著者等紹介
大島一[オオシマハジメ]
一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所プロジェクト奨励研究員、桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師、大学書林国際語学アカデミーハンガリー語講師、日本ハンガリー友好協会ハンガリー語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
圓子
5
このシリーズは、「○○語、ちょっとできるようになった!」と思わせるところがいい。母音調和のルールがちょっと複雑。加減乗除をてにをはで表すというのが興味深い。算数は苦手だけど。膠着語仲間のためか、「日本語と似てる」がやたら強調されているのが気になった。じゃあ、そういえば日本語のしくみと特徴をまとめると?と思ったら、出てるんですねー。『日本語のしくみ』2017/07/05
サアベドラ
4
同じフィン・ウゴル語族に属するフィンランド語に似てるのかしらと思って読み始めたが、格がたくさんあること以外は本書を読む限りではあまり似てなさそう。まあ英語とロシア語を比べるようなもんだし仕方ないけど。名詞に指示形容詞をつける場合、定冠詞も付けなければならない(つまり日本語で言うところの「このその本」みたいな語形になる)ところが特徴的。今までに学んできた言語はほとんどSVO構造だったから、SOV構造の言語に出くわすと少し戸惑ってしまう。母語は(SO)V構造なのに。2012/05/18
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