出版社内容情報
ボルヘスをはじめとする先人を偲びつつ、何よりも「読者」である自身の半生を交えて、書物との深い結びつきを語る。
【著者紹介】
1948年ブエノスアイレス生まれ。著書に『世界文学にみる架空地名大事典』『読書の歴史――あるいは読者の歴史』『図書館 愛書家の楽園』『奇想の美術館』など。エッセイや戯曲、翻訳、ラジオドラマへの翻案なども手がけている。リエージュ大学(ベルギー)から名誉博士号を贈られ、フランスの芸術文化勲章オフィシエを受章。
内容説明
半世紀以上にわたり、読み手として、書き手として、翻訳者として、編集者として世界を遍歴した稀代の読書家が、ボルヘス、ルイス・キャロル、セルバンテス、ダンテら先人を偲びつつ、自身の半生と書物との深い結びつきを語る。読書への変わらぬ愛と信頼に満ちた、珠玉のエッセイ集。
目次
1 私は誰?
2 巨匠に学ぶ
3 覚え書
4 言葉遊び
5 理想の読者
6 本をめぐるビジネス
7 罪と罰
8 荘厳なる図書館
著者等紹介
マングェル,アルベルト[マングェル,アルベルト] [Manguel,Alberto]
1948年、アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれる。イスラエルのテルアビブで少年時代を過ごす。フランス、イギリス、イタリア、タヒチと放浪の生活を送ったあと、カナダのトロントに20年間住み、現在はフランス在住。エッセイや戯曲、翻訳、ラジオドラマへの翻案なども手がけている。リエージュ大学(ベルギー)から名誉博士号を贈られ、フランスの芸術文化勲章オフィシエ受章者でもある
野中邦子[ノナカクニコ]
1950年生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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