内容説明
主要な簡牘(木簡・竹簡)をすべて眺望できるカラーガイド。20世紀初頭に尼雅・楼蘭で発見された簡牘から、近年、清華大学・北京大学が収蔵した漢簡まで、近百年に出土した簡牘70余件を紹介する。
目次
甘粛省・内モンゴル自治区・新疆ウイグル自治区の簡牘について(甘粛省;内モンゴル自治区;新彊ウイグル自治区)
湖北省・河南省の簡牘について(湖北省;河南省)
湖南省の簡牘について(湖南省)
江蘇省・安徽省の簡牘について(江蘇省;安徽省)
山東・河北・四川・陝西・江西・広東・広西壮族自治区、大学・博物館等の新収蔵簡牘について(山東省;河北省;四川省;陝西省;江西省;広東省;広西壮族自治区;新収蔵簡牌)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
5
簡牘(木簡や竹簡)など近年出土したもの70余件を紹介している。楼蘭などの西北方面や戦国時代で言うところの楚の地域が大半。楚系文字は全然読めないが、隷書は読める字が多く、ちょっと感動。文字を統一した秦は偉い。孫臏の存在性を明らかにした孫臏兵法もあり、隷書風だから読めるけど綺麗な字ではない。ごくたまに絵もあるから驚き。こんなのを読んでいると仕事として歴史の道に行きたかったなあと思いを馳せた。2016/09/17
Kazuyuki Koishikawa
1
ときめくね。びみょうに読めそうで読めないけど読めるのがあるのもまたよし。 古籍が出てくるのも楽しみだけれど、この今ならおこられそうな画とか形とか書も書きたくなるね。 それに新疆とか旅行に行きたい。2012/07/11
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