出版社内容情報
ニールス・ボーアは1913年に革命的な原子模型の論文を提出した。その理論と、当時の時代背景、科学者たちの反応を豊かに解説。
第1部 ボーアの原子模型 ---革命からの百年
1 どんな時代だったか
2 バルマー公式
3 ボーアの原子模型
4 ボーア理論に対する反応
5 ボーア理論の受容
6 ボーア革命の刻印
第2部 ボーア原子模型の成立 --- ローゼンフェルトによる解説
1 土星型原子
2 マンチェスター時代のボーア
3 水素のスペクトル
4 偉大なる三部作
5 初期の反響
【著者紹介】
物理学者
内容説明
ニールス・ボーアはどのように量子の謎に挑んだか。1913年にボーアが提案した原子模型は、当時の物理学の原理に根本から反していた。新しい物理学への扉をあけ、道を切り拓いていくさまを生き生きと描く。
目次
第1篇 ボーア原子模型の成立(土星型原子;マンチェスター時代のボーア;水素のスペクトル;偉大なる三部作;初期の反響;三部作の第2部に加えるつもりだった節の下書き訳注)
第2篇 ボーア革命(どんな時代だったか;バルマー公式;ボーアの原子模型;ボーア理論に対する反応;ボーア革命の刻印)
著者等紹介
ローゼンフェルト,L.[ローゼンフェルト,L.] [Rosenfeld,L´eon]
1904年、ベルギー、シャルルロワ生まれ。理論物理学者。1926年、Li`ege大学でPh.D.を取得。ニールス・ボーアの共同研究者。1974年歿
江沢洋[エザワヒロシ]
1932年、東京都生まれ。1960年、東京大学大学院数物系研究科修了、理学博士。1967年、学習院大学助教授、1970年に教授。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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