出版社内容情報
そして次の10年へ。裁判員裁判を未来へつなぐ現場の声を収録。
平成の司法制度改革によって導入された裁判員制度は、わたしたちの社会をどう変えたのか。どう変えていくのか。司法への市民参加10年の軌跡と、次の10年への布石。
裁判官、弁護士、学者、記者、そして裁判員経験者など、多角的な視点で裁判員制度10年の到達点と課題を検証。シンポジウムでの白熱した議論や専門家の冷静な考察を調和した裁判員制度のスペシャルブレンドといえる一冊。
内容説明
裁判官、弁護士、学者、記者、そして裁判員経験者など、多角的な視点で裁判員制度10年の到達点と課題を検証。シンポジウムでの白熱した議論や専門家の冷静な考察を調和した裁判員制度のスペシャルブレンドといえる一冊。
目次
1 市民参加の意義(基調スピーチ―裁判員制度の10年にあたって;裁判員制度10年で見えてきたこと)
2 市民参加の展望(共同提言―守秘義務の見直し;裁判員制度の課題と展望―次の10年に向けて)
3 守秘義務の緩和を求めて
4 裁判員制度10年の実践と分析(裁判員制度10年の実践;裁判員制度10年の分析)
5 裁判員制度10年の意義と展望
著者等紹介
牧野茂[マキノシゲル]
1950年、群馬県高崎市生まれ。弁護士(フェアネス法律事務所)。2010年に裁判員経験者ネットワークを有志と設立。共同代表世話人を務める
大城聡[オオシロサトル]
1974年、東京都生まれ。弁護士(東京千代田法律事務所)。一般社団法人裁判員ネットの代表理事および裁判員経験者ネットワーク共同代表世話人を務める
飯考行[イイタカユキ]
1972年、宮城県仙台市生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修士課程・博士後期課程修了。弘前大学准教授などを経て、現在は専修大学法学部教授。法社会学、司法制度論を専攻。裁判員ラウンジを主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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