日経文庫
再生可能エネルギーがわかる

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  • サイズ B40判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532112554
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C1233

内容説明

太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス、波力―それぞれの技術がどれだけ有望か?導入の現状、急拡大する関連ビジネス、激変必至の経済インフラの動向がわかる。

目次

1 再生可能エネルギー拡大に舵を切った日本のエネルギー政策(再生可能エネルギーは原子力を代替できるか;日本のエネルギー事情 ほか)
2 再生可能エネルギーの可能性と課題(太陽光発電;風力発電 ほか)
3 再生可能エネルギー発電拡大のカギを握るシステムと技術(不安定な再生可能エネルギー発電と電力安定供給;不安定電源を安定電源に変える切り札―蓄電システム ほか)
4 再生可能エネルギービジネスに挑む日本企業の実力(拡大を続ける再生可能エネルギー市場;再生可能エネルギー市場で活躍する日本企業 ほか)

著者等紹介

西脇文男[ニシワキフミオ]
環境エコノミスト。1946年生まれ。1968年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行入行。同行取締役、興銀リース副社長、DOWAホールディングス常勤監査役等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

27
図書館本。技術士試験向けに軽めの読了。再生可能エネルギー各種の要点を掴むのに最適な一冊でした。2022/04/07

Hiroki Nishiyama

8
環境政策のゼミで輪読。主張は現在の制度に則った話で終わっています。太陽光・風力発電はコストが高く、日本全国の電気を賄うまでには程遠い。しかし、それは原発にかかる諸々のコストを無視しているからであると思います。放射性廃棄物の処理にはいくら費やしているのでしょうか。環境負荷の高い発電に補助金を出し、環境負荷の低い発電には補助金を出さない。それでは再生可能エネルギーは普及するはずはありません。火力発電のコスト+環境税>風力発電のコスト-補助金であれば導入が進むはずなのに。2012/07/07

文月あやと

2
再生可能エネルギーは出力が不安定。ということは電圧や周波数といった電力の品質が低下する懸念がある。再生可能エネルギーの関連技術は発展途上、火力発電の燃料資源は外国依存、原発の放射性廃棄物の処理は目途すら立たず。日本の明日はどちらだ。2014/02/06

エンジン

1
福島第一原子力発電所事故後、原子力発電に変わるなにかが必要とされ、再生可能エネルギーが世間で重要視された。太陽光、風力、バイオマス、地熱など色々な発電方法があるなか、日本国内の企業はそれぞれ、再エネの製品開発や電力システムの構築をするためにはどうすればよいのかなど、論理的に書かれていた。現代のエネルギー問題を自分事として考えられる良い新書だったと思う。2018/10/25

tkokon

1
【ふむふむ】「池上彰的」な「主張を極力交えずに事実をわかりやすく整理した本」。エネルギー白書(2008)によれば、1kWhあたりの発電コストは、水力8.2~13.3円、石油10.0~17.3円、LNG5.8~7.1円に対し、太陽光46円、風力10~14円。事実としては、太陽光のコストはまだまだ高い。2012/05/05

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