内容説明
基本ルールからプロを目指す方や個人投資家を対象に株式先物をわかりやすく解説した入門書。トレードの流れを、「売買戦略」と「リスク・資金の管理」という2つの面から紹介。システムトレードの活用法や取引の腕を上げるための具体的な方法を伝授。
目次
1 先物取引の基礎知識
2 先物取引におけるテクニカル分析の使い方
3 株先売買の進め方
4 リスク管理と資産管理
5 先物によるヘッジ
6 システムトレード1・総論
7 システムトレード2・各論
著者等紹介
廣重勝彦[ヒロシゲカツヒコ]
1958年生まれ。北海道大学法学部卒業後、山種証券入社。個人営業・法人営業・引き受け業務を経て、本邦市場での株価指数先物取引開始に際し同商品のトレーディング(自己売買)体制を構築、実行。バブル醸成から崩壊に至る期間も一貫した高パフォーマンスをあげ続ける。1995年に米穀物商社カーギル、さらに1998年からは第一勧業証券(エクイティ部次長)で銀行系証券のエクイティ業務立ち上げを推進。同社合併後、みずほ証券エクイティ部部長。2001年7月に(株)トレーダーズ・アンド・カンパニーの立ち上げに参画。2007年10月より丸三証券(株)ディーリング部部長として、株式や株式デリバティブの売買を指揮している。法政大学(社会人)大学院修了・経済学修士。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカルアナリスト協会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読み人知らず
2
先物って怖いイメージだけど、なぜ怖いかっていうとレバレッジなわけですよね。100万円で1億円の取引が出来てしまう。そりゃあ元手もふっとびますわ。システムと裁量取引の間にはルビコン川が流れてる、っていうのはちょっとずしっときましたね。テクニカル要素も充実。2014/01/30
MECABOO
1
●しかしこの日経文庫シリーズはイマイチ●シンプルなのだが、入門、まさに「門が見えた」くらいにしかならない
turtle
1
新書版ながら実際のシンプルなトレードアイデアが書かれていたのでお得感があります。2008/07/07