出版社内容情報
初版(2011年11月発行)から10年を経て改版。改版では昨今問題になっている水道事業の課題と今後の展開についても執筆。最新の水道法(水道関連法規)の反映、全体を見直してよりためになる本を目指す。
内容説明
水道(上水道)と水道事業について、その歴史としくみ、施設から技術までを、誰にでもわかりやすく紹介。水道業界にいなくても、水道システム全体を理解できる本。きれいな水は文明のバロメータ。本書で楽しく水資源の大切さを学ぼう。
目次
第1章 水道のしくみ
第2章 水を溜める、取水する
第3章 水をきれいに
第4章 水を配る
第5章 これからの水道
第6章 水道まめ知識
著者等紹介
高堂彰二[コウドウショウジ]
1957年岡山県倉敷市に生まれる。1981年日本大学理工学部土木工学科卒業。高堂技術士事務所所長。NPO法人環境技術士ネットワーク副理事長、一般社団法人技術士PLセンター理事。資格:技術士(総合技術監理部門、上下水道部門)、APECエンジニア(Civil)、環境カウンセラー(事業者部門)、一級土木施工管理士、測量士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すくすく
6
ざっくり知るのに良き本。網羅性もなかなか。2023/06/23
jolly
2
水道管老朽化のニュースを耳にする機会が増えて気になってたときに新刊コーナーに並んでたから借りてみた。肝心の老朽化ネタはほんのわずかでした。そしてムダに水道のお勉強になった。2022/04/28
polythenepam_m
1
5 水道の水圧、水質、水量や浄水設備、水道法改正などをやさしくお勉強。キャビテーションや深井戸浅井戸の区分けなど知ってるようで知らないこともいろいろありました。2023/01/25
ena
0
全く水道関係の人間ではない(そもそも理系でもない)が、ふと興味を持って読んで見た。1テーマについて見開きで非常に簡潔に網羅的にまとめられており、出てくるたとえも身近でわかりやすく、勉強になった。毎日当然のように使っている身近な水だが、安全・安定が緻密に考えられていて、様々な工程(例えば、浄化処理は沈殿・ろ過・消毒)を経て、使えるようになっている。水のありがたさを考えさせられた。ウォーターハンマー等、言われてみればそんな現象もあるなと普段気に留めていなかったことに気付かされた。2023/10/04
渡辺駿介
0
食品会社の製造関係者ですが、キャビテーションやウォーターハンマー現象など配管関係の勉強になりました。 本筋が水道の話なので、ちょっと横道ですが 実務的には水道スマートメータは検討しても良いのかもしれません2022/11/05