経済成長という呪い―欲望と進歩の人類史

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経済成長という呪い―欲望と進歩の人類史

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492315026
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C3033

出版社内容情報

水野和夫氏推薦!
人類は無限の欲望から逃れられないのか。ピケティ、アタリと並ぶ欧州を代表する知性による、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘と提言。

経済成長は、幸福という目的を達成する手段ではなく、むしろ生活の苦悩から人間を救い出す役割を担う宗教のような存在となった。
しかし、数億人の人々が経済成長という神を崇めたせいで、地球上の生命が危険にさらされている。
経済成長は、持続的ではない。
しかし、人が経済成長を求めるかぎり、成長は私たちの無限の欲望と化す。
歴史を振り返れば、人は、何度も、メンタリティを変化させてきた。
人と社会のメンタリティは、変化する。あるべき方向にメンテリティを変化させるために、進歩とは何かを、考え直さなくてはならない。
経済成長や進歩という概念を見直すためのガイドブックであり、欧州のインテリによる、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘の書。
著者の前著『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』は、欧州でジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』を超えるベストセラーとなった。

内容説明

私たちは無限の欲望という「呪い」から逃れられるのか。経済成長なき産業革命の時代でも進歩はありうるのか。人類史という壮大なアプローチから、“閉じてゆく”21世紀世界を読み解く。

目次

序論 経済成長なき進歩はありうるのか
第1部 経済成長の源泉(人類の時代―世界を支配するに至った「文明化」の過程;脱出―絶滅の危機;二〇二六年一一月一三日―人類を救った予想外の人口転換 ほか)
第2部 未来だ、未来だ(テクノロジーの特異点が迫りつつある;人間の労働はどうなるのか;失われた経済成長 ほか)
第3部 進歩を再考する(“新たな”大転換;自主独立とサバイバル;神話と恨み―物質的な富から解放されない人間 ほか)
結論 トライアングル地獄からの脱出と超越

著者等紹介

コーエン,ダニエル[コーエン,ダニエル] [Cohen,Daniel]
1953年、チュニジア生まれ。フランスを代表する経済学者であり思想家。エリート校であるパリ高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリウール)の経済学部長。2006年には、経済学者トマ・ピケティらとパリ経済学校(EEP)を設立。元副学長であり、現在も教授を務めている。専門は国家債務であり、経済政策の実務家としても活躍している。また、『ル・モンド』紙の論説委員である。著書は多数あり、アメリカをはじめとして世界十数ヵ国で翻訳出版されている

林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年、名古屋市生まれ。立命館大学経済学部経済学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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