報徳仕法と近世社会

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  • サイズ A5判/ページ数 456p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784490208726
  • NDC分類 157.2
  • Cコード C3021

出版社内容情報

近世後期から幕末にかけて、二宮尊徳が創始・指導し、近代社会にも影響を与えた、家政再建・荒村復興・財政再建策=報徳仕法を検討

近世後期から幕末にかけて、二宮尊徳(金次郎)が創始・指導し、関東を中心に広まりを見せ、近代社会にも影響を与えた、家政再建・荒村復興・財政再建策=報徳仕法を検討。検討対象の時期として、二宮尊徳の出生から死去に至るまでを通しており、尊徳が手がけた報徳仕法の生成から終焉までを時期的に網羅。報徳仕法を、それが実施される村社会・領主支配双方の視点から分析することで、たんに報徳仕法だけでなく、報徳仕法を通して、よりトータルな近世社会像、近世社会の特質をも明らかにした意欲的論考。

序章   近世報徳仕法研究の視座
 
第1章  近世史研究のなかの二宮尊徳・報徳仕法

第2章  二宮尊徳の出現
      小田原時代の尊徳と地域・藩政

第3章  初期報徳仕法の展開
      桜町前期仕法における百姓政策を中心に

第4章  報徳仕法の構造
      桜町後期仕法における百姓編成と報徳金融

第5章  報徳仕法の事業展開と民衆
      常州真壁郡青木村仕法の構造と主体形成

第6章  下石橋村の報徳仕法
      民間実施仕法の一事例

第7章  藩政改革と報徳仕法
      烏山藩仕法にみる報徳仕法と政治文化

第8章  宿場村の報徳仕法
      御殿場村仕法の検討

第9章  近世報徳「結社式仕法」の展開と構造
      相州片岡村・克譲社仕法からみる地主仕法の再検討

第10章 報徳仕法と幕府勘定所

第11章 二宮尊徳の幕領仕法

終 章  報徳仕法と近世社会

索引

内容説明

復興・再建の実践手法からみえてくる近世社会の特質。近世後期、疲弊する体制・社会への危機意識を背景に広がった報徳仕法。その対応に示された近世社会の成熟と内包される様ざまな矛盾。村社会・幕藩領主双方の視点から精緻な分析を施しつつ全容解明に挑む意欲作。

目次

近世報徳仕法研究の視座
近世史研究のなかの二宮尊徳・報徳仕法
二宮尊徳の出現―小田原時代の尊徳と地域・藩政
初期報徳仕法の展開―桜町前期仕法における百姓政策を中心に
報徳仕法の構造―桜町後期仕法における百姓編成と報徳金融
報徳仕法の事業展開と民衆―常州真壁郡青木村仕法の構造と主体形成
下石橋村の報徳仕法―民間実施仕法の一事例
藩政改革と報徳仕法―烏山藩仕法にみる報徳仕法と政治文化
宿場村の報徳仕法―御殿場村仕法の検討
近世報徳「結社式仕法」の展開と構造―相州片岡村・克譲社仕法からみる地主仕法の再検討
報徳仕法と幕府勘定所
二宮尊徳の幕領仕法
報徳社会と近世社会

著者等紹介

早田旅人[ハヤタタビト]
1974年生まれ。中央大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。現在、平塚市博物館学芸員。博士(文学)早稲田大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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