内容説明
冷徹な頭脳で理想実現に突き進む鬼才・信長。権威と礼節を重んじつつ出世競争に挑む常識人・光秀。主従の二人は同じ場所に身を置きながら、見方も感じ方も異なり、関係はひずんでいく。それぞれの独白という斬新な手法で戦国最大の「事件」までの90日を描き切る。
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。日本万国博覧会を企画、開催。沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の75年、作家デビュー。78年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。1998年から2000年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、2013年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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