目次
アリに学ぶ仕事術(アリのグローバル戦略―その野望と成功;アリのメガコロニーが世界を乗っとる;アリカンパニーの成功の秘訣―後継者選びから人心掌握術まで;新規参入者の選択―スペシャリストかジェネラリストか;世界を驚かせた巨大シェアハウスプロジェクト)
アリにみる生きる知恵(アリに学ぶ食と住まいの安全―二千万年の知恵;アリ社会にみるおれおれ詐欺対策;アリ社会の最新男女事情;遺伝子からみたアリの社会)
著者等紹介
坂本洋典[サカモトヒロノリ]
1979年生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。博士(農学)。現在、玉川大学脳科学研究所特別研究員。研究テーマ:昆虫百般および微生物との共生関係
村上貴弘[ムラカミタカヒロ]
1971年生まれ。北海道大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了。博士(地球環境科学)。現在、九州大学決断科学センター准教授。研究テーマ:菌食アリの行動生態、社会性生物の社会進化など
東正剛[ヒガシセイゴウ]
1949年生まれ。北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。北海道大学名誉教授。研究テーマ:社会性昆虫をはじめ、微生物から大型哺乳類まで多種多様な生物の生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばんだねいっぺい
18
アリに関する知見の集大成にして決定版。 好蟻性昆虫っぽい人間っているなぁ。自分もそうだったりして。 2016/03/10
Tatsuya
2
日本のアリ研究者たちによる、近年のアリ研究の内容がこれでもかと詰まった本。アリの研究ってこんなとこまで進んでるんだ、とページをめくるたびに驚きっぱなしだった。写真も豊富で良い。2016/07/31
ひめの
1
アリの様々な研究や生態が様々な研究者などによって紹介されている。普段目にしているハズのアリ、しかし日本にいるだけで約280種もいるらしい。さらにカースト分化やメガコロニーなど生態も多様である。さらに好蟻性昆虫や植物、体表の炭化水素や遺伝子、。アリ(生物)の世界はどこまでも広がっている。このような途方もない世界で熱意をもち地道にアリを研究する研究者の文章はアリ愛に満ち感銘をうけた。一つ一つの研究にボリュームがあり読みごたえ抜群なうえ参考文献もあって新たにアリを研究したい学生にもぴったり(2015版だが、)2023/07/14
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- 和書
- がん遺伝子に挑む 〈上〉