出版社内容情報
中国語で書き各地で活躍する作家が、文法や発音など基礎を解説し、台湾、香港、東南アジア、北米などに華語として広がるこの言語と文化の魅力を描き出す。
内容説明
中国語の世界は広く、面白い。その話者は、中国のみならず、台湾、香港、東南アジア、北米…世界各地に分布し、十億人を超える。それだけの人が話せるのだから、じつは中国語はマスターしやすい。そして学ぶのが楽しい、魅力がたっぷりの言語である。中国語で書く作家として活躍する著者が、文法や発音など基礎はもちろん、華語として世界に広がるこの言語と文化の魅力を存分に描き出す。
目次
第1章 十億人も話せる理由―合理的な文法構造
第2章 話すと楽しくなる理由―歌う発音の楽しみ
第3章 中国語で「中国語」は何と呼ぶ?―始皇帝と毛沢東をつなぐ中国語史
第4章 華語とは何か?―中国を飛び出した中国語
第5章 漢字の愛と哀しみ―字体と言語改革の歴史秘話
第6章 台湾、変貌する言語―「台湾華語」と南洋
第7章 香港の言語革命―民主化運動と広東語
第8章 中国語の宇宙観―方位と呼称の秘密
著者等紹介
新井一二三[アライヒフミ]
東京生まれ。明治大学理工学部教授。早稲田大学政治経済学部卒。北京外国語学院、中山大学(広州)、ライアソン・ジャーナリズムスクール(トロント)留学。中文コラムニストとして、北京、上海、広州、台湾、香港の新聞や雑誌に連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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榊原 香織
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