出版社内容情報
猫背、肩こり、腰痛、冷え性に悩む人必読! 人体のしくみ、姿勢と病気の関係などを科学的に解説し、効果的なトレーニングを多数紹介する。姿勢改善のバイブル。
内容説明
猫背などの「悪い姿勢」は、肩こり、腰痛、冷え性、メタボ、ロコモなど、さまざまな体の不調の原因になる。つまり姿勢をよくすることは、見た目だけでなく、健康にもよいのである。では「よい姿勢」を手に入れるために、何をすればよいのか。本書は、身体運動科学の第一人者である石井直方教授が、身体のメカニズム、姿勢と健康・加齢の関係をわかりやすく解説し、姿勢改善に効果的なトレーニングを伝授する一冊である。姿勢、健康に悩む人必読!
目次
第1章 「立つ」とはどういうことか
第2章 「よい姿勢」「悪い姿勢」とは何か
第3章 加齢でカラダはどう変わるのか
第4章 健康は姿勢からはじまる
第5章 よい姿勢をつくるトレーニング
第6章 「立つ」から「歩く」へ
著者等紹介
石井直方[イシイナオカタ]
1955年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・新領域創成科学研究科教授。理学博士。専門は身体運動科学、筋生理学。人体のメカニズム、エクササイズ、健康や老化防止などについてのわかりやすく実践的な解説に定評があり、テレビ出演も多数。ボディビルダーとしても数々の輝かしい実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちも
18
今の時代、身体を動かすことが極端に少なく、昔の人と比べて筋肉量が著しく劣っている。筋肉は身体を支える役目も担っているので、意識や心がけでは姿勢が良くならないという。筋肉と姿勢に因果関係があると思っていなかったので軽い驚きがあった。著者は東大の教授で、本書のトレーニングをすると姿勢が良くなるというから、きっとそうなんだろう。歳をとると日頃歩いていても、筋肉量が衰えて姿勢を維持できなくなり、歩けなくなってしまうらしい。レッツ筋トレ!2019/10/19
文章で飯を食う
15
骨盤の正しい角度についての項目を読んでいると、大腰筋を鍛えていくと、自然と程よい角度に収まるとか。トレーニングでロコモとメタボを防止すれば、認知症も遠のく可能性があるとのこと。説得力はばっちり。後は、トレーニングを継続することだな。2016/07/25
白義
14
人間はただ普通に立っているだけで骨盤と数多くの筋肉の精妙なコラボレーションが体内で営まれている。生活習慣とか加齢とかいろんな理由でそれが崩れたときにあの悪夢のいろいろな痛みが肩や腰に走るというわけだ。本書はいい姿勢とはどういうものかを科学して、その筋肉の働きを基礎から知ることのできる良い入門書。加えて改善のためのトレーニング方法も指南されており学術性と実用性を両立した内容となっている。著者自身が筋肉ムキムキらしいことも説得力を妙に付加している。マッチョな賢人だ。全て一気にやるときつそうなのが難点なくらいか2019/02/02
文章で飯を食う
13
前回読んでから、少しだけ姿勢が良くなっています。意識するのが8割、トレーニングが2割ぐらいかな。もうちょっと鍛えましょう。2017/10/29
文章で飯を食う
8
ストレッチと筋トレを丁寧にやると、自然に姿勢が整う。頑張りましょう。2017/11/27