出版社内容情報
マキャベリの思想は、自力で生き抜く技術である。これは現代の厳しい環境で働く私たちにも重要なスキルだ。仕事人として結果を出し、評価されるための実践講座。
内容説明
厳しいビジネス環境は、弱肉強食の国際関係に似ている。自分の力を持つこと。他人などアテにしないで、自分の力で生き抜けること。ルネッサンス期イタリアの政治思想家マキャベリの基本思想でもある。さらに、成果を上げること。仕事とは、頑張ったから…だけでは通用しないのだ。評価される振る舞い方から、会社でのコミュニケーション術まで平易に解説。狡猾ながらも、信頼されるビジネスパーソンになるための、マキャベリの教え。どの業界でも、誰でもすぐに実行できる。
目次
第1章 負けないための発想―マキャベリ思想の基礎
第2章 仲間づくりのリアリズム―マキャベリの人間関係術
第3章 巻き込み、協力させる―マキャベリの組織術
第4章 思いどおり動かす―マキャベリの部下掌握術
第5章 勝ち抜く人間の行動―マキャベリの自己強化術
第6章 とにかく結果を出す―マキャベリの成功術
著者等紹介
内藤誼人[ナイトウヨシヒト]
慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。心理学者。(有)アンギルド代表取締役社長。実践的ビジネス心理学をテーマとした執筆活動を中心に、企業へのコンサルティングも行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
61
「ボス」と「上司」の違いについての言及がなぜか印象に残ってます。2023/10/24
ビイーン
27
マキャベリの理解を補完したく読んだが、どこかで読んだ自己啓発本の焼き直し版のように見えてしまった。所詮、サラリーマンの日常に当てはめるのは少々無理があろう。2017/07/30
tetuneco
10
自分のキャラを変えたいなら、一気に変えるのが正しいらしい。高校デビュー、社会人デビューとかね。なら、熟女デビューとかありかな。。2011/05/16
hiroshi
6
イタリアの政治思想家ニコロ・マキャベリの言葉に著者が解説を加える、といったスタイルです。理想や道徳よりも現実を重視した考え方に納得。「ホンモノの決断力はなくとも、あるかのように振る舞え。決断が間違えているとか合っているとか関係ない。たとえまちがえていようがテキパキと決断するのが正解。決断力があるかのように思わせることができ、自分の価値は高まる」「自分よりできないヤツと組め」2015/10/21
おらひらお
5
2011年初版。読みやすい本ですが、内容があるかどうかはちょっと疑問な本です。「自然はごく少数の人間しか強くしない。だが、努力と訓練は多くの人間を強くする」ことを信じて努力し続けようと思います。2012/10/07