歌・花・香と茶道

個数:
電子版価格
¥1,056
  • 電書あり

歌・花・香と茶道

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 19時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784473041333
  • NDC分類 791
  • Cコード C2376

出版社内容情報

かつて、今以上に茶の湯と相関関係があった「和歌・連歌」「花」と「香」それぞれを知れば茶の湯はもっと深まります。〈新進気鋭の筆者による?新しい? 茶道教養講座」全16巻。第五回配本〉

かつて抹茶は、花を飾った連歌の会で参加者たちにふるまわれていました。珠光につぐ茶人とされる武野紹鴎は、連歌師であったといわれ、初期の茶の湯には連歌の思想が色濃く反映されています。花道(華道)を形成した花もまた、仏への供花、座敷荘りの花をへて、茶室の花がうまれました。香を楽しむ歴史は茶の湯に先行し、初期の茶室では香炉の香をたいて聞いていました。このように茶道と相関関係のある「歌道」「華道」「香道」のそれぞれについて、詳しく学びましょう。

井上 治[イノウエオサム]
京都造形芸術大学准教授

内容説明

かつて、花を飾り、香をたいた連歌の会で連衆に抹茶がふるまわれていたように、歌・花・香と茶は密接な関係をもっていました。本書では、「歌(和歌・連歌・俳諧)」、「花」「香」の文化史をたどりながら、茶とのかかわりを見てゆきます。

目次

第1章 「歌」の文化史(和歌と連歌;連歌文化の形成;連歌文化の展開;連歌から俳諧へ)
第2章 「花」の文化史(花道の起源;花道の形成―「たて花」から「立花」へ;花道の展開―「抛入花」と「生花」;近代の花道;花器の変遷)
第3章 「香」の文化史(香りの文化;香道の成立;香道の展開;寄稿 今日における香会の内容と流れ)

著者等紹介

井上治[イノウエオサム]
1976年、大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了後、京都大学・大阪産業大学非常勤講師を経て、京都造形芸術大学准教授。博士(文学)。専門は芸術哲学・伝統文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Noelle

4
茶道教養講座のシリーズで、歌道、花道、香道と、茶道以外の伝統文化史を一気に解説。茶道がひとり茶道のみで成立したわけではなく、その発生の頃には、同じ席で歌も花も香も茶も一緖に楽しまれていて、当時の文化人は全てに通じていたという事実。翻って明治以降、一旦衰退したこれらの芸道か見直された頃には、共に楽しまれることはなく、個々の芸道としてのみ発展した、というのはなんとももったいない、、そしてその復活の波に乗り遅れた香道ではあるが、今、私は充分楽しんでいるし、逆に茶道花道ももう少し深めたいと言う思いで一杯です。2018/03/24

tnk

0
茶道概説書のシリーズとして、歌・花・香を一冊で論じる。現在ではそれぞれ独立の芸道として発展しているが、特に近世初頭までは一体的に享受されてきたことが強調される。これらの分野全体における人物や規範の相互関係を踏まえてこそ、各分野の理解も深まるだろう。 香道が明治20年代の伝統文化・日本美術復権(創生)の波に乗れなかったことは興味深い。2019/01/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11495217
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。