出版社内容情報
第二言語習得研究の研究分野である動機づけ研究の基本的な理論枠組みを整理し、小中高の学校現場で取り組める実践例を紹介する。
内容説明
英語学習を支える「動機づけ」はどのようにして生まれるか、どのように高められるか。動機づけの理論と研究の基盤の上に、学習者のやる気に火をつける実践知を詰め込んだ、待望の1冊です。教師の仕掛けで英語の学びは変わるという著者陣の信念が伝わります。
目次
第1章 動機づけの先行研究(動機づけの研究の流れ;第1期:社会心理学的な研究(1959年以降) ほか)
第2章 動機づけに効果的な指導法(CLIL(Content and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)
プロジェクト型学習 ほか)
第3章 動機づけ研究と教育の融合(動機づけ理論に基づいた英語授業実践の新しい可能性―ペア/グループによる動機づけ;CLILの実践を通して大学生を動機づける仕掛け)
第4章 教育実践を通して学習者を動機づける仕掛け―小中高大の実践事例から(小学校でのプロジェクト型CLILと動機づけ;小学校で絵本を使って「楽しい授業」を ほか)
著者等紹介
西田理恵子[ニシダリエコ]
大阪大学大学院言語文化研究科准教授。関西大学大学院外国語教育学研究科博士課程後期課程修了。博士(外国語教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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