出版社内容情報
街にある看板、ポスター、案内表示などの観察を通して言葉のしくみや役割を学ぶ。言語学的な物の見方や言語使用の社会的背景も扱う。
内容説明
街を歩いて日本語力をつける。街にある看板、ポスター、案内表示、ラベルやステッカーなどをよく観察してみよう。そこから見えてくる日本語の姿とは?アクティブ・ラーニング対応。連携ビデオ教材(無料)あり。
目次
言語景観の概論(定義・対象・観点)
公共表示と民間表示の違い
音声と表記
使用文字の多様性とその効果
使用語彙の多様性とその効果
ピクトグラム・記号
正用と誤用
適切性・自然さ
役割・多様性
言語と経済
方言使用と都市・地方
外国人集住地域と国際化・多民族化
電気・サブカルチャーの街を歩く
社会的背景や使用意図
語用論的使用
言語景観研究のこれから
著者等紹介
磯野英治[イソノヒデハル]
首都大学東京(現東京都立大学)大学院人文科学研究科人間科学専攻日本語教育学分野博士後期課程修了。博士(日本語教育学)。韓国中央大学校日語日文学科准教授、大阪大学国際教育交流センター特任准教授を経て、名古屋商科大学国際学部准教授(全学日本語教育プログラム取組・実施責任者)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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