内容説明
欧州に在住していた著者が、実際に欧州港湾を訪問し、現地の港湾当局者と意見交換をしてきた結果を反映。日本の港湾競争力強化のために、「選択と集中」以外の新しい切り口で港湾政策を提唱する。
目次
第1部 日本の港湾政策の変遷(わが国の港湾政策の歴史概観;現在の港湾政策について;世界経済の変化と海上コンテナ荷動きの進化;新たな港湾政策論―港湾政策のパラダイムを問う;港湾競争と人)
第2部 北部欧州港湾の戦略(欧州港湾政策の推移と現状;欧州港湾の概要;オランダの港湾;ベルギーの港湾;ドイツの港湾;スカンジナビア諸港の港湾経営)
第3部 わが国の港湾政策のパラダイム転換(わが国の港湾政策パラダイム転換へ向けて(まとめ))
著者等紹介
篠原正人[シノハラマサト]
1950年京都市生まれ。1973年大阪市立大学経済学部卒業。大阪商船三井船舶入社。1975年同社定航二部、油送船部、財務部を歴任。1987年同社英国法人Mitsui OSK Finance PLC勤務。1993年帰国、同社不定期専用船一部課長・1994年副部長。1995年企画部副部長・1996年営業調査室室長代理。1998年同社欧州物流統括会社M.O.Logistics Netherlands BV社長。2000年商船三井早期退職(50歳)。現在東海大学海洋フロンティア研究センター主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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