アルケミスト双書
太陽系の美しいハーモニー―惑星のダンス、天の音楽

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  • サイズ A5判/ページ数 59p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422214702
  • NDC分類 445
  • Cコード C0344

出版社内容情報

太陽系の惑星間には「天体の音楽」と呼ばれる秩序と意味がある。美しい図版を駆使して、現代科学が置き忘れた天体の謎にせまる。

ピュタゴラスは、宇宙が音楽で満たされて調和していると考えた。太陽系の惑星の間にある秩序と意味を探し求める試みは、古代ギリシア以前から行われている。古代の学者は、それを「天体の音楽」と呼び、空に美しい幾何学的な相関を見た。天体は、完璧な調和【ルビ:ハーモニー】を奏でている。著者は現代科学が置き忘れた古代からの疑問を掘り当て、まず次のような素朴な疑問からは始める「空を見上げた時、太陽と月の大きさが同じに見えるのは本当に偶然なのか?」

はじめに 1
宇宙のちり 2
太陽系 4
逆行運動 6
7 という数の不思議 8
天動説と地動説 10
ケプラーの宇宙論 12
天体の音楽 14
ボーデの法則と惑星の合 16
惑星のダンス 18
内太陽系の惑星 20
水星と金星の軌道 22
金星のキス 24
完璧な美を誇る金星 26
水星と地球 28
不可思議な相互関係 30
暦の不思議 32
宇宙に浮かぶサッカーボール 34
小惑星帯 36
外太陽系の惑星 38
4 という数の不思議 40
外惑星の衛星 42
木星が描く巨大な紋章 44
黄金数を示す時計 46
宇宙のオクターブ 48
銀河系の幾何学 50
星のサイン 52
データ表 54
惑星のダンス 56

目次

宇宙のちり
太陽系
逆行運動
7という数の不思議
天動説と地動説
ケプラーの宇宙論
天体の音楽
ボーデの法則と惑星の合
惑星のダンス
内太陽系の惑星〔ほか〕

著者等紹介

マーティヌー,ジョン[マーティヌー,ジョン][Martineau,John]
幾何学者。Wooden Booksの発行人

山田美明[ヤマダヨシアキ]
英仏翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

em

23
太陽系の惑星で二つ一組のペアを作り、その軌跡をなぞっていくと、まるでワルツを踊っているかのような模様があらわれる。これが副題にある「惑星のダンス」と呼ばれるもの。様々な組み合わせが踊るダンス(模様)は、どれもこれも例外なく美しい。もう一つの副題、「天の音楽」については文学にも取り上げられることが多く、どちらかといえばお馴染み。ただ、これが単なる観念的なたとえではなく、さまざまなデータを音に置き換えると、実際に美しく調和が取れているというのはやはり驚異。ヘッセの『ガラス玉演戯』のような世界。2019/02/07

aloha0307

23
太陽系の 空間・時間・生命の間には、ある根源的な結びつきがるのでは、との学説を展開します。地球から見て、おひさま☀&お月さま?が同じ視径であるのは確かに不思議です☺ 多くの精緻な時間・空間法則をみると、太陽系には何らかの設計者がいたのかなと思えてくるなあ~そう思い描くのは何とも楽しいね☺☺2019/01/12

zoe

20
観察結果が美しい。数学的に表現できる。でも、何故そうなるのか、わからない。この奇跡を知らずして大人になった一人である。2020/01/06

ぷないぷない

2
太陽系の動きの美しさを幾何学的な観点から紹介解説してる。ページの右半分はイラストが占めていて、解説も複雑な数式は出てこないから、ぼんやり眺めて楽しめるかな。ちょっとオカルトチックといか、数秘術的な要素もあって!人によっては合わないかも。2013/06/18

紗々(ささ)

1
図書館。綺麗な表紙と読みやすそうな厚みと大きさだったので手に取ったのですが、なんと、全く内容が分かりません。基礎知識がある前提で書かれているので、数学的、天文学的な知識がない私には理解できなかったです。ただ、惑星の描く軌跡は綺麗でした。2018/02/26

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