内容説明
本書には、次のような特徴がある。(1)まずIASBの概念フレームワークに関する全貌について、次に概念フレームワークの各章の内容について検討していること。(2)IASBの概念フレームワークの規定内容を理論的に深く検討していること。(3)基本的な規定内容の解説と共にその理論的な内容検討を行っていること。(4)概念フレームワークについてのスタディー・グループの研究成果が生かされていること。
目次
第1章 IASC(IASB)概念フレームワークの目的―概念フレームワークの意義と必要性
第2章 概念フレームワークの論理性
第3章 IASB概念フレームワークの全体像
第4章 財務報告の目的―経済の金融化現象と英米の対立
第5章 有用な財務情報の質的特性
第6章 財務諸表と報告企業
第7章 財務諸表の構成要素
第8章 財務諸表の構成要素の認識
第9章 財務諸表の構成要素の測定
第10章 表示及び開示―純損益を中心に据えた財務業績の開示の意味
第11章 資本及び資本維持の概念
著者等紹介
岩崎勇[イワサキイサム]
明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。現在:九州大学大学院教授。会計理論学会理事・グローバル会計学会常務理事・財務会計研究学会監事等。その他:税理士試験元試験委員、福岡県監査委員、FM福岡QT PROモーニングビジネススクール(出演中)、会計、税務、コーポレート・ガバナンス、監査、哲学等のテーマで講演会等の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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