非文字資料研究叢書<br> 「神国」の残影―海外神社跡地写真記録

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非文字資料研究叢書
「神国」の残影―海外神社跡地写真記録

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  • サイズ A4判/ページ数 186p/高さ 22X31cm
  • 商品コード 9784336063427
  • NDC分類 175.9
  • Cコード C0021

内容説明

台湾、旧満洲国、中国、韓国、北朝鮮、ロシア、シンガポール、フィリピン、サイパン島、テニアン島…。14の国と地域、200社にのぼる海外神社跡地をめぐり撮影した足かけ10年の成果。明治以降、邦人安穏祈願のため、また版図拡大の皇民化政策として創建された「海外神社」その数1750社以上、いまだその全貌は明らかではない。戦後役割を終えた神社の景観変容から、戦前の植民地支配の実態、戦後のそれぞれの現代史、ひいてはカルチュラル・スタディーズやポストコロニアリズムにつながる重要なテーマを、鮮やかな写真と最先端の論考で提供する。

目次

台中神社―台湾・台中市北区
台湾神宮―台湾・台北市中山区
台湾護国神社―台湾・台北市中山区
台南神社―台湾・台南市中西区
嘉義神社―台湾・嘉義市東区
新城社―台湾・花蓮県新城郷
員林神社―台湾・彰化県員林市
佳冬神社―台湾・屏東県佳冬郷
新竹神社―台湾・新竹市北区
鹿野村社―台湾・台東県鹿野郷〔ほか〕

著者等紹介

稲宮康人[イナミヤヤスト]
1975年生まれ。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業、日本写真芸術専門学校卒業。神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター研究協力者。大判フィルムカメラを担ぎアジア各国を撮影する。高速道路をテーマにした写真展「『くに』のかたち―HIGHWAY LANDSCAPES OF JAPAN」(新宿・大阪ニコンサロン、2007)で第9回三木淳賞受賞

中島三千男[ナカジマミチオ]
1944年福岡県生まれ。京都大学文学部史学科国史学専攻卒、同大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位取得退学。奈良大学を経て神奈川大学へ。神奈川大学元学長、現在名誉教授。専門は日本近現代思想史。神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員、同非文字資料研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かやは

6
大日本帝国が海外に作り上げた神社の今を写した写真集。NHKスペシャルで特集して欲しい。同じアジアでも台湾は比較的原型が残っていて、韓国で鳥居が残っているところはない。北朝鮮は流石に入国できないかのか、それとも残っていないのか。1678年に対馬藩主が韓国に龍頭山神社を造っていたということに驚いた。著者とは同じ専門学校だし、研究をまとめているのが現在暮らしている神奈川の大学ということで、何か縁を感じた。2021/03/08

onepei

3
解説も充実2020/08/02

秋津

3
植民地・海外領土、戦時下東南アジア、「傀儡国家」における神社跡地を中心とし、神社・建立時期の分類、国・地域別概観、戦後の変遷等の解説などを付した写真集。廃墟、公園、戦没者顕彰施設、観光スポット等々、神社跡の「現在」が丹念にまとめられている。先行研究の乏しい東南アジアにおける神社の考察、統治者と現地住民との認識のギャップ、引いては神社政策と宗教政策の違いについても興味深く読んだ。時間をかけて様々な資料と照らし合わせ、自らの足と頭で撮影した写真は、筆者が述べる「意識的に時代を映したものとな」っていると感じる。2020/01/26

ブラウン

1
4×5カラー。大作。撮影活動に「知力·体力」を必要とする作品。「歴史は自分自身の鏡である」を、実践した作品。このような、大きな作品に「土門拳賞」を、与えないと。毎日新聞さん! 2020/09/18

くまパワー

0
帝国日本期海外で設置された神社の写真集。「神国の残影」というタイトルはとても良いだが、ほぼ各神社が写真一つだけのはちょっと足りないと思う。外観だけではなく細かい遺物や遺構の写真も見て欲しい。写真の後に「海外神社及びその跡地について」という紹介文があり、わかりやすく海外神社について紹介し、図表資料もある。そして最後に各神社解説と神社一覧カタログもあるため読みすべきと思う。タイは神社二つしかないというのは驚いた、そしてなぜほぼ完全な形で保存された桃園神社が収録されなかったのかわからない。2022/09/12

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