あまのじゃくと精神療法―「甘え」理論と関係の病理

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あまのじゃくと精神療法―「甘え」理論と関係の病理

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335651670
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

『「甘え」の構造』の土居健郎が遺した明察を紐解きながら、多くの臨床例の根源に「あまのじゃく」の病理が潜むことを解明する。

甘えられない子どもが心を病んでいく! 児童精神科医として多くの母子を治療してきた著者が、歪んだ「甘え」を子どもの「あまのじゃく」な言動から読み取ることが心の病の積極的な治療につながると訴え、症例をもとにその機序を考察する。精神科治療を問い直す研究書であると同時に、精神医学を哲学と架橋するためのすぐれた文化論でもある。

内容説明

甘えられない子どもが危ない!名著『「甘え」の構造』が蘇る!『「甘え」の構造』の土居健郎が精神科医として遺した数々の明察をもとに、児童精神科医である著者が多くの神経症例の根源に「歪んだ甘え」=「あまのじゃく」の病理が潜んでいることを解明していく本書は、精神科治療を問い直す研究書であると同時に、精神医学を哲学と架橋するためのすぐれた文化論でもある。

目次

1 「甘え」理論にみられるアンビヴァレンス
2 「関係」からみた「甘え」理論と精神療法
3 乳幼児期の母子の関係病理―「あまのじゃく」
4 「あまのじゃく」と精神療法―神経症圏に焦点を当てて
5 精神療法でアンビヴァレンスを扱うことの治療的意義
6 精神療法研究の原理を考える

著者等紹介

小林隆児[コバヤシリュウジ]
1949年鳥取県米子市生まれ。児童精神科医、医学博士、日本乳幼児医学・心理学会理事長。1975年九州大学医学部卒業。福岡大学医学部精神医学教室入局後、福岡大学医学部講師、大分大学教育学部助教授、東海大学健康科学部教授、大正大学人間学部教授を経て、2012年より西南学院大学人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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四ツ谷

2
良書。相場における逆張りの心理を追っていくうちに日常生活を「逆張り」するオタクや腐女子が気になって流れ着いた本書。あまのじゃくは母親が居ないと心細くて泣いて、手を差し伸べると回避的で、再び居なくなると泣く。「甘えたくても甘えられない心情」が友愛の感情と逆の敵対心に傾く。そういった心のバランスを乳幼児から青年期まで現象的観点から論じている。精神療法にエビデンスを提示するのは難しいが、自分は逆張りする人の情動が分かった気がする。彼・彼女らは注意を引きたい、甘えたかったんだってすごく腑に落ちた一冊(ヽ´ω`)2019/11/27

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