DOPESICK―アメリカを蝕むオピオイド危機

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DOPESICK―アメリカを蝕むオピオイド危機

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  • サイズ 46判/ページ数 488p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334962388
  • NDC分類 368.8
  • Cコード C0098

内容説明

麻薬密売人と医師、そして製薬会社による薬物汚染の驚くべき実態を暴くベストセラー・ノンフィクション!!年間死亡者、数万人―「非常事態宣言」も出されるほど深刻化する危機!

目次

第1部 市民対パデュー(アメリカ健忘症合衆国;接待攻勢;ネット掲示板に託す思い;企業は痛みを感じない)
第2部 姿が見えた時はもう手遅れ(郊外への広がり;「イエス様が入ってくるような気分」;FUBI(証拠があるなら持ってきな!)
終わりなき戦い)
第3部 壊れたシステム(運び屋;限界局面;連絡先リストに託す希望;正しいのはどっちか;排除と包摂(刑罰か治療か))

著者等紹介

メイシー,ベス[メイシー,ベス] [Macy,Beth]
バージニア州ロアノークに拠点を置き、30年にわたり取材活動をしているアメリカのジャーナリスト。ハーバード大学のジャーナリストのための特別研究員「ニーマン・フェローシップ」を含む、12を超える全米での賞を受賞。『DOPESICK―アメリカを蝕むオピオイド危機』はロサンゼルス・タイムズ書籍賞を受賞し、カーネギー賞の候補となった

神保哲生[ジンボテツオ]
ジャーナリスト/『ビデオニュース・ドットコム』代表。東京生まれ。AP通信などの記者を経て1994年独立。以来、フリーのビデオジャーナリストとして活動を続け、2000年、日本初のニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を設立し代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

99trough99

26
製薬会社のえげつないオキシコンチンの売り込みに始まったアメリカの30年近く続く薬物との戦い。製薬会社、経済的に不遇な地域の人々と障害手当、密売組織について綴られた後、あらゆる病をとにかく薬で何とかしようという文化、薬物犯罪に対し、とにかく犯罪者としてしょっぴけばよいという罰する文化という様々な要素で社会が壊れていく様が念入りな取材で明らかになっていく。捻挫にも麻薬を処方してしまうことは日本ではありえないが、処方薬ばかりが敵じゃないことは本書を読めば明らか。最近、「ストロングゼロ」危ないって言いますしね。2022/10/08

ステビア

24
汚染は深刻。大事なのは非違法化と治療。2022/01/17

パトラッシュ

14
アメリカに薬物中毒症という妖怪が徘徊している。病気やケガ、歯痛などに不可欠な鎮痛薬の過剰摂取により毎年多くの人が死に、薬欲しさの犯罪が激増する様相を生々しく描き出す。患者やその家族が地獄の苦しみ味わっているのに、政治家は票にならない彼らの訴えに耳を貸さず、製薬会社は金と権力で反対運動を押さえつける。何より会社と麻薬ディーラーが揃って「自分たちは単なる卸屋で末端の麻薬使用者に問題がある」とうそぶく姿は、人の強欲さを象徴する台詞だ。将来この本はアメリカが麻薬との戦争に敗れつつある状況の記録となるかもしれない。2020/03/17

りんりん

11
亡くなった方、ひとりひとりの事を思う。この薬で巨額の富を築いたサクラー一族、そして製薬会社。薬物は「絶対ダメ」ではない、ハームリダクションという考え方を初めて知った。薬物依存は罰を与えて終わりではない。日本ではまだ大きな問題にはなっていないが、「絶対ダメ」の思想で取り締まりだけ厳しくしてもなんの解決にもならない。政権が変わって薬物依存への対応は変化があったのだろうか。2021/09/06

matsu

7
アメリカのオピオイド問題についての渾身のレポ。映画「ベンイズバック」など、オピオイド問題についての作品は最近増えて来ているがその歴史的経緯や現状など、非常に熱心な取材を通じて知ることができる。ジャーナリズムとしても素晴らしい一冊。2020/04/16

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