光文社新書<br> 患者の心がけ―早く治る人は何が違う?

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光文社新書
患者の心がけ―早く治る人は何が違う?

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043353
  • NDC分類 498
  • Cコード C0247

出版社内容情報



酒向正春[サコウ マサハル]
著・文・その他

内容説明

良い医療、良い治療を見分けるには?医療の質、チーム医療、ホスピタリティ―多くの患者さんに奇跡をもたらしてきた脳リハビリ医が語る、医療の真髄と回復への近道。

目次

第1章 病後の人生はリハビリで決まる
第2章 私の医師人生
第3章 病院は選ぶ時代に―医師と患者のコミュニケーションが決め手
第4章 リハビリ病院は医療の航空母艦
第5章 リハビリで人生を取り戻した患者さんたち
第6章 立派に生きて死ぬ、ということ

著者等紹介

酒向正春[サコウマサハル]
1961年愛媛県宇和島市生まれ。愛媛大学医学部卒。医学博士。87年脳卒中治療を専門とする脳神経外科医となる。その後、初台リハビリテーション病院脳卒中診療科科長となり、脳神経外科医から脳リハビリテーション医へ転向。2012年副院長・回復期リハビリテーションセンター長として世田谷記念病院を新設。健育会竹川病院院長補佐を経て、17年4月より大泉学園複合施設施設長、ねりま健育会病院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
治療にあたっての患者の姿勢を論じた一冊。 著者はリハ医である為、回復期リハビリテーション病院の話がメインではあるが、高齢で重い疾患を患うと必ず在宅復帰の為に通る道であるのに関わらず日の当たらない回復期にスポットを当てたのは非常に意義があることだと思う。 本書を読んで、万が一の入院の心構えをするのが宜しい。病院について知ることも大事な「予防」といえる。 2018/12/29

デコ

6
例えば脳卒中になり障害が残った時、生活していくのは大変だ。脳神経外科医から脳リハビリテーション医に転向された著者は「脳画像を正確に分析して総合的に機能予後の判断を下せる医師はなかなかいません」と書いています。この正確な判断で「ここまで行ける」という具体的な目標を定め、「攻めのリハビリ」ができるそうです。又著者は退院後の患者さんが日々の生活の中でリハビリが出来るような社会を作る事をライフワークとされています。実施例の初台ヘルシーロードを歩いてみたいです。高齢化社会への心強い味方が感じられて良かった。 2018/03/31

もけうに

1
現代の医療システムについてよくわかり、ためになった。「患者の心がけ」というより、医療者の在り方を語る内容。医療従事者は大変だ、としみじみ再認識する。2020/10/23

you

1
タイトルとは随分異なる内容といった印象。患者の姿勢に向けたメッセージというより、著者と著者が関与する病院のポリシーとマネジメントがいかに優れているか、の解説文。患者目線ではあまり役には立たなかった。2019/05/07

okatake

1
脳外科医からリハビリテーション医へと転身し、現在「ねりま健育会病院長として、チーム医療と地域を基盤にこれからの高齢化社会を少しでも豊かにしいていくために奮闘されている著者。 キーワードは、「人間回復」、人間力の回復です。これこそ、リハビリテーションの語源でもあります 。 チームというと専門職同士ということになりがちですが、ご本人と家族を迎え入れたすべてで方向性を一致させていくこと。 医学は科学であることを第一として強調されてきましたが、これからは科学に加え、人間学であり、ホスピタリティが大切なのです。2018/06/20

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